ニューヨーク株式のCMEポジション動向(2009年8月25日時点)
ニューヨーク株式のCMEポジション動向(2009年8月25日時点)
・・・投機筋の売り越し枚数は2週間連続で減少!まだ「弱気」スタンスを継続!
米国株式関連の先物取引について、2009年8月25日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。
最初にS&P500の週足のチャートを確認しておきましょう(8月28日時点)。
1週間前に比べると+0.3%となりました。2週間連続の上昇です。週末値(8月28日)は+2シグマの下に位置しています。
次にS&P500の週足のAVSのチャートをみておきましょう。AVSの週次モデルは8月28日時点で「買い」継続となっています。9月4日時点のSAR値は979.41ポイントです。
下記はS&P500の日足のAVSのチャートです。8月28日時点では「買い」継続となっています。8月31日のSAR値は989.17ポイントとなっています。
下記はRSIの週次のチャートを掲載します。8週線は「買われ過ぎ」の領域にあります。27週線も「買われ過ぎ」の領域に近づいています。
次に、CMEの先物市場での投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向を確認しておきましょう。
下記はCMEのS&P500先物の投機筋のポジション動向を示したチャートです。8月25日時点では差引きで8,421枚の売り越しとなりました。10週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて4,685枚減少しています(2週間連続の減少)。
ヘッジファンドやCTAなどの投機筋の米国株式に対するスタンスは、まだ「弱気」継続と判断しますが、「中立」方向に変わりつつあります。
次にCMEのナスダック100先物の投機筋のポジション動向のチャートをみてみましょう。
8月25日時点では515枚の買い越しに変わりました。3週間振りの買い越しです。
ヘッジファンドやCTAなど投機筋のスタンスは、まだ「中立」継続と判断します。
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