VIXの動き:7月30日の終値は25.40%、4営業日振りに低下!
7月30日のニューヨーク株式市場は大幅上昇となり、主要インデックスは年初来高値を更新しました。この日発表された企業の決算発表が概ね良かったこと、さらに景気回復期待から国際商品市況が反発し、エネルギー関連株が上昇したことも影響しています。相場は強い、といえます。ただ、引けにかけて利益確定売りが入り、上げ幅を縮めて終わっています。
ニューヨークダウ工業株30種平均は83.74ドル高(+0.92%)となりました。3営業日振りの上昇で、年初来高値を更新しました。
ナスダック総合株指数は16.54ポイント高(+0.84%)となっています。2営業日振りの上昇で、年初来高値を更新しました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、7月30日の終値は25.40%で、前日比0.21ポイントの低下となりました。4営業日振りの低下です。投資家心理がやや改善したことを示しています。ただし、インデックスの上昇と比べると、VIXの低下幅は小さいと思われます。
下記は2007年以降のチャートです。中期ではVIXの低下トレンドが継続しています。
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