VIXの動き:6月29日の終値は25.35%、「リーマン・ショック」前の水準に低下!
6月29日のニューヨーク株式市場は反発しました。海外市場の株高の流れを引き継いで、終始堅調に推移しました。調整局面は終わった可能性があります。
半期決算(6月末)を控えた、お化粧買いなのか、あるいは完全に底打ちしたのか、現時点ではまだ判断できません。
なお、VIXが「リーマン・ショック」前の水準まで低下してきました。これは株式市場にとってはプラス要因となります。
ニューヨークダウ工業株30種平均は90.99ドル高(+1.08%)となりました。2営業日振りの反発です。下落トレンドは終了しました。
ナスダック総合株指数は5.84ポイント高(+0.32%)となっています。4営業日連続の上昇です。再び上昇トレンドに入ったようです。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、6月29日の終値は25.35%と、前日比0.58ポイントの低下となりました。5営業日連続の低下で、しかも4営業日連続で年初来安値を更新しています。投資家心理は引き続き改善しています。
下記は2007年以降のチャートです。終値ベースでみれば、リーマンショック直前の2008年9月12日の水準(25.66%)を下回ってきました。株式相場は今後さらに上昇する可能性が高いと判断します。
-------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
-------------------------------------------------------------------------------