米国の2009年4月の消費者信頼感指数から:2カ月連続で上昇!
米国の足元の消費者心理を把握するために、コンファレンスボードとミシガン大学の消費者信頼感指数をそれぞれ確認しておきましょう。
下記は4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数のチャートです。
4月は39.2%となり、前月(26.9%)に比べて12.3ポイント改善しました。2カ月連続の上昇です。米国の消費者の心理状況が良くなっていることを示唆しています。目先、個人消費が回復する可能性が高いことを示しています。
また、期待指数(先行きの見方を示す指数)は49.5%で、前月(30.2%)に比べて19.3ポイント改善しています。2カ月連続の上昇です。
下記は現況指数のチャートです。
4月の現況指数は23.7%となり、前月(21.9%)に比べて1.8ポイント改善しました。9カ月振りの反発です。
次にミシガン大学が算出している消費者信頼感指数のチャートをみてみましょう(2009年4月まで)。
4月の消費者信頼感指数は61.9%で、前月(57.3%)に比べて4.6ポイント改善しました。2カ月連続の上昇です。また期待指数(先行きの景況感)は58.9%で、前月(53.5%)に比べて5.4ポイント改善しました。2カ月連続の上昇です。
コンファレンスボードの消費者信頼感指数と同様の動きをしています。
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