円相場の動きと投機筋の動向（2008年12月23日時点）
円相場の動きと投機筋の動向（2008年12月23日時点）
…投機筋は円に対して「強気」スタンスを維持！
下記はドル円相場の週足の一目均衡表です。前週比＋1.7％となりました。8週間振りに米ドルが円に対して反発しています。12月26日時点では、終値は転換線の下に位置しています。
下記はドル円相場の日足の一目均衡表です。終値は基準線と転換線の間に位置しています。
下記はドル円相場のAVS（週次モデル）のチャートです。12月26日時点では、「ドル売り円買い」継続となっています。1月2日時点のSAR値は1ドル＝92.95円です。
下記はドル円相場のAVS（日次モデル）のチャートです。12月26日時点では「ドル売り円買い」継続となっています。12月29日のSAR値は1ドル＝91.43円です。
ここでCME円通貨先物取引の投機筋のポジション動向を確認しておきましょう。
12月23日時点では40,098枚の円買い越しとなりました。16週間連続の円買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて1,283枚減少しています（2週間連続で減少）。
CTAやヘッジファンドなどの投機筋（ノン・コマーシャルズ）は、円に対して、「強気」スタンスを維持しています。
投機筋のポジション動向から判断すれば、円高進行にまだ警戒する必要があります。特に年末年始は市場参加者が少なく、ボラティリティが高まる傾向があるので注意すべきです。
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