T-Note先物の投機筋のポジション動向(2008年12月23日)
T-Note先物の投機筋のポジション動向(2008年12月23日)
・・・投機筋のスタンスは「中立」継続!
12月23日時点のT-Note先物取引のノン・コマーシャルズ(投機筋)のポジション動向と、12月26日時点の米国の長短金利のチャートを確認しておきましょう。
下記は米国のT-Note先物のチャートです(12月26日時点)。前週比+0.3%となっています。ほぼ横ばいとなっています。
下記は長短金利の推移を示したチャートです。
12月26日時点では、10年物国債利回りは2.13%(前週比1ベーシスポイントの上昇)、3カ月TB利回りは0.01%(前週比0.5ベーシスポイントの上昇)となっています。
長短金利差(10年債利回り-3カ月TB利回り)のチャートです。長短金利差は前週に比べるとほぼ横ばいとなっています。
ここで、CBOTのT-Bond先物取引のノン・コマーシャルズ(投機筋)のポジション動向を確認しておきましょう。
12月23日時点では9,603枚の買い越しとなっています。6週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて6,925枚増加しています(4週間振りの増加)。
CTAやヘッジファンドなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)のスタンスは、「中立」継続と判断します。
今回もドル、ユーロ、円のLIBOR金利(3カ月もの)のチャートを掲載します(週ベース、12月24日が週末値)。ドル金利とユーロ金利は低下基調が続いています。
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