日経平均のAVSと一目均衡表(2008年10月30日時点):大幅反発!
日経平均は10月28日(火)に一時6,994.90円をつけたあと急反発、本日まで3営業日連続で大幅上昇しています。最安値からの上昇幅は2,000円を超えています。ここでAVSと一目均衡表のチャートを確認しておきましょう。
下記は、トレンドフォローシステムのAVSのチャートです。日次モデルは10月30日時点では、まだ「売り」継続となっています。
10月31日時点のSAR値(売買転換値)は9,653.56円となっています。SAR値を上回れば「買い」転換します。終値がSAR値に近づいており、明日にも「買い」転換する可能性があります。

下記は日経平均のAVSの週足モデルのチャートです(チャートは30日の終値まで)。現行水準を明日(10月31日の終値)まで維持できれば、週次モデルは「買い」転換します。
筆者の過去の経験からいえば、「買い」転換を確認してから動いても遅くはないと思います(31日のSAR値は8,919.15円)。

下記は日経平均の一目均衡表です。終値が転換線を大きく上回りました。基準線をいつ上回るかがポイントです。

下記は日経平均の週足の一目均衡表です(チャートは30日の終値まで)。転換線は9,467.73円であり、この水準を上回るかどうかがポイントとなります。

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