日経平均の長期移動平均線(2008年9月30日時点) | COTレポートの読み方

日経平均の長期移動平均線(2008年9月30日時点)

 筆者は、中長期の動きを掴むために、5年ごとの移動平均の推移をみています。9月末時点の状況を確認しておきましょう。

下記はそのチャートです。

米国発の“世界同時株安”の影響を逃れられず、日本株も大幅下落となっています。
9月30日時点では、終値(11,259.86円)は強力な下値支持線だとみていた45年移動平均線(11,625.81円)を割り込みした。このまま早急に45年移動平均線を上回らないと、50年移動平均線(10,587.13円)まで下落する可能性が高まります。

0930日経平均長期移動平均線01

 下記は5年ごとの移動平均線の一覧です。TOPIXについても掲載しましたので、参考にしてください。

0930日経平均長期移動平均線02

 なお、日柄分析からみると、11月21日に終わる週にいくつかの転換点が集中しています。筆者は、11月下旬まで不安定な相場が続く可能性が高いとみています。

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