VIXの動き:9月29日の終値は46.72%、急上昇!
9月29日のニューヨーク株式市場は大暴落となりました。総合金融安定化法案が下院で否決されたことから、パニック的に売りが殺到しました。ニューヨークダウ工業株30種平均は777.68ドル安となり、値幅としては過去最大の下げ幅となっています。
ニューヨークダウ工業株30種平均は777.68ドル安(-6.98%)、ナスダック総合株指数は199.61ポイント安(-9.14%)となっています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、9月29日の終値は46.72と、前日比11.98ポイントの急上昇となりました。50%台に近づくのは1992年以降では6回目、直近では2002年7月以来のことです。投資家の心理状態は急速に悪化しています。
下記は1992年以降の週足チャートです。
ただし、VIXがピークをつけた後は、株価の急反発が期待できます。“市場の混乱はチャンス”であることをあらためて思い出したいところです。
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