ニューヨーク株式のCMEポジション動向
ニューヨーク株式のCMEポジション動向(12月24日時点)
・・・投機筋の売り越し枚数は引き続き減少
下記はS&P500指数の週ベースのチャートです。中長期でみると「三尊天井」を形成している可能性があります。
米国株式関連の先物取引について、12月24日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)によるポジション動向をみてみましょう。
下記はCMEのS &P500先物の投機筋のポジション動向を示したチャートです。
12月24日時点では差引きで8,394枚の売り越しとなっています(前週に比べて売り越し枚数は10,054枚減少しています)。売り越し枚数は3週間連続で減少中です。ショートカバー(売り建て玉の買戻し)が進んでいます。
ヘッジファンドやCTAなどの投機筋は、米国株式に対する「売り」スタンスを継続していますが、「中立」方向に変わりつつあります。
次にCMEのナスダック100先物の投機筋のポジション動向のチャートをみてみましょう。
12月24日時点では、5,498枚の売り越しとなりました。売り越し枚数は前週比1,152枚減少しています。ヘッジファンドやCTAなど投機筋のスタンスは「弱気」継続と判断します。
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