FFレート先物はFOMCでの利下げ見送りを示唆!
CBOT(シカゴ商品取引所)ではフェデラルファンドレート(FFレート)の30日物の先物が上場されています。FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策について、市場関係者がどう予想しているかをみる上で参考になります。
今晩(10月31日)、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されますが、昨日(29日)までは0.25%の利下げを実施すると予測するエコノミストが多かったと思われます。ただし、本日(米国時間10月30日)は、利下げ観測が後退したようです。
FFレート先物取引の推移をみると、それが確認できます。30日の終値は95.25で、これは利回りでみると、4.75%にあたります(現在のFFレートの誘導目標水準は4.75%)。
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