長期金利上昇でいよいよ世界的な株価調整か?
米国の金利上昇に拍車がかかってきた。米国の10年国債利回りは6月12日には5.29%まで上昇、長短金利格差も急上昇している。
T-Note先物も価格が急落している。
長期金利の上昇は日本も同様で、新発10年物国債利回りは1.900%台に乗せてきた(13日の朝には1.980%をつけている)。
下記は、米国のS&P500と財務省10年物国債利回りを載せたチャートである。2006年の5月初旬から7月下旬にかけて、長期金利の上昇が影響してS&P500指数が6.4%下落したことがあった。今回も同様な推移を辿る可能性が高まってきたようだ。
ただし、日本の株式市場にとっては、米国を中心とする株価調整はかえってプラスになると筆者は考えている。
詳細な議論は次回で!!
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