「コスチュームジュエラーズ エッセンシャルセミナー」が、
2024年2月16日、スタートしました。



この講座は、
作り方を教えるセミナーではありません。



ワイヤーワーク、ステッチ、
マクラメ、ビーズ刺しゅうなど、
技法を学べる教室は、
各地に沢山あります。



各分野の基礎的なスキルが効率よく身につくカリキュラムも、
複数の組織で、優れた講座が開講されています。



けれども、技術を身につければ、即、
人の心を魅了するコスチュームジュエリーを創れるか、
というと、そうではないことは、
作家の皆さまが実感しておられることではないでしょうか。



ご自身のオリジナル作品に対して、
「物足りない気がする。」
「作りたいイメージが、うまく形にならない。」
「着けると、どこか変。」
と感じる違和感や不満。



ヒントを求めて、
周囲に意見を聞いたとしても
率直には言いづらいものですし、
また、聞かれた方も、好きかどうかは言えても
それ以上のことは、よく分からないでしょう。



このセミナーをリリースしたときに、
一番多くいただいたお声は、
「学びたいけれど、
 どこで学べばいいのか、分からなかった。」
「これが、私が学びたいと思っていたことです!」
というものでした。



「学びたい!」
「より良い作品を作りたい」
と切望するベテラン作家さんから作家のたまごさんまで、
全国から15名がお申込みくださいました。



これから1年間、全5回のセミナーを通して、
コスチュームジュエリー研究の第一人者 渡辺マリ先生の直接指導により、
多面的なアプローチを試み、
デザインする資質そのものを育成します。



 

クローバー第1回目を終えてクローバー

受講生の声


  

 

1回目を受講して、
リーフレットに載っている「あなたの求める学びがここにあります」通りの講座だと思いました。
貴重な学びを活かしていきたいです。

 

コスチュームジュエリーについて、
歴史からオリジナル作品制作まで
体系的に学べる講座だと感じました。
特に行動計画は、自身を改めて客観的に見直すことができましたし、
それぞれが目標を決めて
講座での学びを深めていくことができるのではないかと思いました。
講座修了時に自分も含めて
受講生たちがどう変化しているのか、とても楽しみです。


  

 

疑問点があってもマリ先生に直接質問できること。
先生の視点やこれまで調べてこられたことを
惜しみなく教えてくださるので、
まだ初回が終了した段階ですが、
自分の世界観が広がったような気がします。

 

今の自分の実力でできるのか
不安に思いながら受講しましたが、
マリ先生のお話を聞き
できる限りの最大の努力をしようと思いました。


  

 

1日を通して
たっぷりコスチュームジュエリーについて学べた。

 

皆さまとの実力の差に凹んでますが、
とても有意義で楽しいので最後までがんばります♪

 

 

改めて自ら学び、探究することの重要性を
感じました。
指導して頂いたことを、
何とか自分の中に落とし込んでいけるように、
1年間頑張りたいと思います。

 

渡辺マリ先生から直接ご講評いただける
貴重な機会を設けていただきありがとうございます!
とても刺激的な時間で、
あっという間に一日が終わりました。

 

 

セミナーを受けて、
このセミナーが修了する頃には、
自分が成長できているのではと、
期待感を持ちました。
自分で考える力、
自分の言葉で伝える力もつくように
考えられたテキストで
頑張って乗り越えていきたいと思いました。

 

 

自分に足りないものが何か
受講を重ねるたびに気づかせてもらえる講座です。
マリ先生の核心を突きまくる指摘は
目からウロコの連続ですごく勉強になります。
本物のハスケルの作品を手にとって身につける事も
なによりの勉強となります。

 

🙇ご感想、ありがとうございました🙇

 

土曜日クラスの記念写真✨
(金曜日は、撮り忘れました。すみません😢)


第1回の課題は、
「あなたの名刺代わりのネックレス」。



この課題は、
「個別にレベルに合った指導を行いたい」という渡辺先生のご要望で、
・技術レベル
・物事の捉え方
の把握を意図したテーマにしました。



作品を見れば、技術レベルは分かりますが、
「あなたの名刺がわり」というテーマを
どう考えて形にしたかということで、
物事の捉え方が、おおまかに分かります。
言葉以上に自己紹介になりますね😊



名刺には名前、その名前にちなんで、そこからイメージを広げた方。
「名刺=私」と考え、好きな色やビーズを「私らしさ」の表現とした方。
制作時、窓から見える庭の風景を作品に映した方。
15人15様の表現がありました。



そして、宿題がもう一つ。
事前に配信した「お客様に着装する」お手本ビデオで
スマートに着装する練習をしてきていただきました。



コスチュームジュエリーは、身につけてこそですので、
作品講評も、手元で手仕事の完成度を見ることと、
着装の両方で行います。



全身が映る鏡の前に、
お客様に見立てた私が立ち、
後ろから、課題のネックレスを着装します。



背中越しに、張り詰めた空気が・・・。
緊張のあまり、手が震えて、
なかなか留め具がとめられない方もおられ、
心の中で、「大丈夫!大丈夫!」と思わず応援。



講義時間をオーバーするほど、
次々と渡辺先生へ積極的に質問される様子から、
受講生お一人お一人の
・ステップアップしたい
・自分の殻を破りたい
・学びたい

という日頃の痛切な思いが、
ここセミナーで一気に溢れ出したかのように感じました。



「ビンテージジュエリーに学ぶ」という単元では、
渡辺先生所蔵の貴重なビンテージジュエリーを教材としてご提供くださいます。
第1回目は、総額ン百万円のネックレス20点✨



美術館に展示されるクラスのものを含め、
コスチュームジュエリーの女王と言われた「ミリアム・ハスケル」、
「トリファリ」、
「コッポラ・エ・トッポ」を、
皆さまには、ガラスケース越しではなく、
普段は見ることが叶わない裏面までもじっくりと、
手元で構造を細かに観察して分析し、
直に着けてみることでデザインバランスを体感していただきました。



何十年という時を経て残ったジュエリーには、
ゆるぎない美のバランスがあります。



このような優れたジュエリーを身につけることで、
「完成形」のパターンが見えてきます。



「完成形」のパターンを体感して、自分のものとすること。
そして、その数を増やしていくことが、
デザイン力の基礎になります。



次回は、スタンレー・ハグラーとミリアム・ハスケルの作品が教材です。
ハスケルの工房で学んだハグラー。
2者の作品を比較して観察できる機会なんて、
私も経験したことがありません✨



1講座 5時間30分の中に
コスチュームジュエリーのエッセンスを
込められるだけ込めたカリキュラム。



金曜日クラス7名
土曜日クラス8名
合計15名の受講生の1年間をお預かりした気持ちで、
皆さまの学びを
精一杯サポートしていきます!


 

コスチュームジュエラーズ エッセンシャルセミナー詳細は、

こちらのブログをご覧ください。

 


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✨京都で、450点のビンテージコスチュームジュエリーが展示されています✨
コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより
宝石赤会期 :2024.2.17(土) 〜 4.14(日)
宝石赤開室時間 : 10:00~18:00
      (金曜日~19:30)
       ※入場は閉室30分前まで
宝石赤休館日 : 月曜日
宝石赤会場: 京都文化博物館3・4階展示室
宝石赤入場料 : 一般1,600(1,400)円




【セミナーに関するお問い合わせ】
日本コスチュームジュエリー協会 
info@jcja.or.jp