「ファッションディレクター」として、
長年ファッションの現場で活躍してこられた
若槻せつ子さん。
昨年末、コスチュームジュエリー作家さんの作品を携え、
お目に掛かって、ご感想をお伺いする機会を得ました。
「こんなに手間のかかった作品を創って、
それが広まらないんじゃ、
本当に可哀そうに思う。」
と仰っていただいたお気持ちに、
「ぜひ、ファッションディレクターの視点で、
作家さんにお話を!」
と拝むような気持ちでセミナー開催をお願いしましたところ、
「作家さんの役に立つのなら・・・」
とお引き受けくださって、
2024年3月5日、東京での開催となりました。
リモート参加のお一人を含め、
全国から8名のご参加をいただきました🙇
若槻先生のお召しの赤のドレスは、
「皆を元気づけたいと思って。」
と選んでくださったそうです。
「私は、ダメなものはダメ~と言います。」 のお言葉どおり、
自作のオリジナル作品を身に着けた参加者一人一人に対する
歯に衣着せぬアドバイスは、
作家さんへの期待と思いやりに溢れていました。
コスチュームジュエリーは、
ファッションの一部。
どんなに作品自体が素敵なデザインであっても、
合わせる洋服がないものは、
活躍する場がない、
着けてもらえない、ということになります。
コスチュームジュエリーの存在意義を
セミナーであらためて認識しました。
若槻先生のセミナー
参加者の声
率直な先生のご意見や感想は、とても興味深く、
私にとっては良い刺激になりました。
いろんな角度でいろんな立場の方のお話しを聞けて
本当に良かったです。
コスチュームジュエリーを中心に考えて
制作していましたが、
洋服を中心に考えてコーディネートすることの
違いに驚きました。
また、接客やトレンドのリサーチの仕方は
とても勉強になりました。
ご参加の皆さんの創作活動に
活かしていただけたらと思います。
若槻先生、貴重なセミナーを
本当にありがとうございました💗
若槻せつ子先生プロフィール
オフィスワカツキ 代表
ファッションディレクター
福島県出身、東京都在住。
文化服装学院を卒業後、
株式会社ジュンJ&Rや
株式会社高島屋などのデザイナーを経て、
1984年に「オフィスワカツキ」を設立し
コンサルタント業として
ファッションディレクターという肩書きを創りました。
その後、KIMONOドレスブランド
「ローブ・ド・キモノ」を発表し、
以来、多数の著名人に衣装を提供。
また、アパレル業界やブライダル業界などの
ファッション顧問としても活躍。
若槻せつ子先生 公式サイト
https://www.setsuko-wakatsuki.com/
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お勧めの展示会
✨京都で、450点のビンテージコスチュームジュエリーが展示されています✨
コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより
会期 :2024.2.17(土) 〜 4.14(日)
開室時間 : 10:00~18:00
(金曜日~19:30)
※入場は閉室30分前まで
休館日 : 月曜日
会場 : 京都文化博物館3・4階展示室
入場料 : 一般1,600(1,400)円
【お問い合わせ先】
日本コスチュームジュエリー協会
info@jcja.or.jp