民主党主導による事業仕分けが始まっております。

内容の賛否はあるでしょうが、その公開性・透明性はやはり特筆すべきだと思います。


さて、そうは言っても問題が無いわけではありません。

前述した仕分けそのものの内容とは別の、その前後の部分にずっと深い問題点が隠れているもです。


前の部分とは、以前にも書いた「予算単価」の問題です。

この「単価」が実は曲者で、家電でいえば数年前の高額レベルだったり、同じものでも設置場所の違いで3倍もの単価差があったりするのです。


予算や実績数値の正当性を検討する場合、単価ベースに落として比較することは民間企業なら当然のことですが、国または地方自治体ではこれが当然ではないのです。


これに対比する後の部分とは、「執行率」を指します。

これは公共工事における実際の支払額を「落札額」で割った率で、予算に対する実績にあたります。


予算を作る側は、それ以上に支払金額を計上する事態になってしまうと、どういう形で予算を計算したのか、また工事そのものを深く検討したのかなどの責任を追及されます。

落札した側は、落札額だけでは赤字になったり利益がでなかったりしてしまいますので、あれこれと追加項目を探して請求し、利益を確保しようとします。

追加見積に往々にして「一式」という科目が多いのも、本当の中身を分かりにくくするために他なりません。


「単価」まで落として検討すると前後の側がまずいことになってしまう構造が、ここにあります。

さてさて、ここに光をあてるのはどの政権になるのでしょうか?

先日のTV東京「カンブリア宮殿」で、この不況下でも増収増益を続けている企業の一つとして、ニトリさんを取り上げておられました。


ここでも放映されていましたが、ベトナムの女性はとにかく勤勉です。

その一方、男は怠ける傾向にあります。

これは、現地の俗説によるとベトナム戦争の影響なのだそうです。


つまり男が兵役に取られたため、やむなく女性が生活を支えるために働くしかなかったのだとか。

少ない男はチヤホヤされ、その結果あまり働かなくなったのだそうです。


以前は「勤勉だけれど向上心がなく、リーダーや管理職を育てにくい」と言われたベトナムですが、若い人たちを中心にその意識も変わってきているようです。

中国の労働単価が上がってきている今、下記のような点からも、個人的にはベトナムがオススメです。


◇反日感情がない

これは、いろいろな意味で日本人が狙われる確率が低いということです。


◇治安がよい

これも日常生活を海外で送るうえで、とても大切なことです。少なくともホーチミン市などでは、夜中に女性が一人で出歩いても大丈夫なほど、治安は徹底しています。


◇識字率が高く、勤勉である

94%という識字率は、他の東南アジア諸国と比べて圧倒的に高く、それだけ理解力も高いことを示します。

また勤勉な女性が多いことは、前述した通りです。


◇給与単価が安い

都市部であっても、町中の労働単価は日本円で7,500/月程度。政府が最低価格を決めている政府系工業団地でも9,000円~11,000/月ほどですから、今の中国やタイなどど比べても割安単価がキープされています。


◇文化レベル、料理レベルも高い

フランス領だったベトナムの主要都市には、町のそこかしこにヨーロッパの香りがあります。例えばオペラハウスが、当たり前のように街角に建っています。

料理はフレンチとチャイニーズ、ベトナムがほどよくブレンドされたものが多く、どれもかなりのレベルです。

ついでに付け加えると、女性のレベルも高いです。「アオザイ」と呼ばれるベトナムチャイナドレスの似合う、日本のグラビアアイドルクラスのスタイルと美しさを持った女性が、当たり前のように歩いています。


◇日本の20倍の生活ができる

物価が日本の1/20なので、日本円ベースで給与を受け取ると、20倍の月収の生活ができるということです。

プール付きの家に住み、運転手付きの外車に乗って、6人ほどのメイドを雇う生活が可能になります。


さあ、御社はどこに国外工場を建てますか?

一時期CSという言葉がもてはやされました。Customer Satisfaction(顧客満足度)のことで、どの企業もこの数値を上げるためにQC(品質向上)やSC(サービス向上)にあれこれと腐心したものでした。


ところが、ほとんどの会社では思うように成果はあがりませんでした。
なぜでしょうか?


そこに残ったのは、顧客満足度を上げるために体力的にも精神的にも疲弊した従業員だけだったのです。
結局、ほとんどの会社は、従業員に進軍ラッパを吹いて見せただけで、何のノウハウも蓄積してはこなかったのです。


その結果が、前述した前線救命病院のような状態。


ここで、この問題の本質にいちはやく気づいたごく一部の企業が取り組んだのが、タイトルのES(Employee Satisfaction)、つまり従業員満足度向上でした。


結局、働く人間が、本当にいろいろな意味で満足できる環境と場所を提供しないと、それがお客様に対する心からのサービスに繋がっていかないことに、やっと気がついたということです。
それでも、まだまだESに取り組んでいる企業はごく少数に過ぎません。


ほら、御社の採るべき道が見えてきたのではありませんか?