正しい敬語と礼節も、私が気をつけていることです。


ビジネスではお付き合いをしてくださっても、その後のお付き合いを続けさせていただけるかどうか、つまり「こいつは人間として付き合うに足る奴かどうか」のお客様の判断基準の最初の関門が、ここにあります。


できるお客様ほど、また多くの経験を経てきたお客様ほど、この2つにこだわりを持っておられます。

言葉を換えれば、それをコンサルタントの判断基準の一つとしているということです。


敬語さえまともに使えない人間にまともな仕事はできない・・・そう判断されるお客様も多いのです。


また私は、最初に打ち合わせをさせていただいたお客様に、必ずお礼状を書くかお礼メールを打つようにしています。

今後も勉強させていただきたいためです。


敬語の一つもちゃんと使えない、最初の心遣いもまともにできない。

そんな人間と、長いお付き合いを続けていきたいと思われますか?

最近、いくつかのコンサルタント会社の方から、「お客様から信頼される方法を教えてほしい」と言われることが増えてきました。

自分では何も特別なことをしている意識はないのですが、心がけているという程度のことで良いのであれば・・・とお話しさせていただいていることを、少し書いてみようと思います。


まず、誰に対しても謙虚でいようとしています。

私にとって他の方々は、別の人生を歩んできた、私が知らない世界を持つ先生。

その方々に、コンサルタント然とした態度で接することは、私にはできません。


知らないことを教えていただきながら、同時に良い相談相手になれるよう、話を進めていきます。


例えば仕事をいただくお客様をクライアント、そのお仕事を発注する先をサプライヤと規定した場合、前者と後者に対する態度が変わる方が多くいらっしゃいますが、どちらに対しても私はまったく変わりません。

というより、どちらからも学ばせていただくのですから、私にとってそれは当然のことであり感謝すべきことでもあります。


なにより相手によって態度を変える姿勢は、人生経験を積んだ人ほど皮膚感覚で感じ取ってしまうのです。

あなたはそんな人を信用して、長いお付き合いを続けられますか?




今回の選挙報道の中で特筆すべきなのが、日テレ・ZERO選挙のネクストゼネレーションの議論でした。


民主、自民の議員のほか、乙武氏や「湘南の風」メンバーなどが色々な意見を戦わせていたのですが、他の番組と決定的に違うのは、ヤジなどの相手を批判する言葉がほとんど皆無だったこと。


20代、30代を中心に、相手を批判する時代は、もうとっくに終わっています。

そこにあるのは、人は一人ひとりが違っていて当たり前という意識。


それを前提として、建設的な意見の積み上げをしていく。

ある意味、昭和30年代の日本人が持っていた品格とパワーを、彼らは内蔵しています。


自分勝手な意見やヤジを押しつける意識は、彼らにはありません。


そこを分かって選挙活動や演説をしていた候補者の、いかに少なかったことか・・・


それはまた、時代と世代、また現代社会を見極めることができる選挙参謀がいかに少ないかということでもあり、若い世代を使いこなせるブレインが世の中にいかに少ないかということでもあります。


そして後者は、若い世代の能力を正確に見極め切れない会社が、内定を出さないという形で彼らの可能性を潰していることと同意語でもあるのです。