簡単ではありますが、土日の競馬を振り返っておきます。

土曜日の紫苑Sはクリスマスパレードがレコード勝ち。驚異的なタイムでしたが、讃えるべきは馬場造園課でしょう。こういう馬場だとノーザンF勢しか走れないですね。強さを感じさせる内容ではなく、輸送のある秋華賞はどうでしょうか。

日曜の京成杯AHは断然人気のアスコリピチェーノが完勝。55.5キロ、外ぶん回しでしたが、他馬とは力が違い過ぎたようです。これならマイルCSでも勝ち負けできるでしょう。
2着には人気薄のタイムトゥヘヴンが突っ込んできました。中山マイルは大得意な馬。ここは絶好の狙い目だった、ということですね。
2番人気のディオは詰まって終わり。揉まれない2番手あたりを追走できていれば結果は変わっていたと思います。

開幕週の馬場で前が圧倒的に有利だと思っていましたが、他のレースを見ても意外と差しが決まりますね。


セントウルSはトウシンマカオが差し切り勝ち。左回りがどうかと思って軽視しましたが、これまで走らなかったのはたまたまなのかもしれません。前有利の流れでこの内容ですから、強かったと思います。
2着はママコチャ。外枠のロスが大きかったと思いますが、意外と最後まで粘りましたね。

◎トゥラヴェスーラは直線までは完璧な乗り方だったと思います。最後は3着ぐらいに来れるかと思いましたが、届きませんでした。速い馬場が良くないのかもしれません。
1番人気のピューロマジックは惨敗。厳しい流れには思えませんでしたが。急坂コースは合わないのでしょう。次のスプリンターズSはどこまでやれますかね。


他のレースは土日ともに中途半端でした。
人気の読みが甘すぎましたね。日曜の中山3Rは◎コスモコンフェルマが単勝万馬券だと思っていたら、なぜか10倍ちょっと。意味が分かりません。▲ウインハルモニアとこれほど人気に開きがあるのであれば、▲の方を本命にすべきでした。煮え切らない結果が続いてますね。


キャロットについても少し。
土曜の中京未勝利戦では断然人気のバズアップビートが敗れました。陣営からかなり悲観的なコメントが出ており、状態面がどうなのかなと思っていましたが、これで勝てるほど甘くはないということですね。相手が同じキャロットで能力が高そうなモルティフレーバーなら尚更です。このレースを見て、なぜクラブは使い分けをしなかったのか?疑問に感じました。芝中距離のレースはいくらでもあるのですから、クラシックに乗れるかもしれない2頭をこんなところで対決させても意味がありません。


イルディヴィーノは惨敗必至だと思っていましたが、最後に伸びてきて5着。前崩れの展開が向いたのは確かですが、よくここまで来たなと驚きました。やはり北村宏騎手はこの馬のことをよく分かっているのでしょう。前走、津村騎手のクソ騎乗で全てが崩壊したと思いましたが、北村宏騎手が継続して乗ってくれるのであれば、今後もソコソコやれるかもしれません。
ただ完璧に乗ってこの結果ですから、現級を勝ち上がるのは難しく、調教の内容から能力面での成長は見られませんので、障害が合わないようであれば引退でいいと思います。


愛馬が全く走らない状況が続いていますが、今後も期待できそうな馬の出走はほぼ無いため、今年はこのまま勝てずに終わるような気がします。我慢するしかないですね。