愛馬のロードデルレイが白富士Sに出走。
あの衝撃のデビュー戦から1年。幾度となくトラブルがありながらも、ようやくここまで来れたのか…と感慨深いものがありました。
（外傷の大怪我で青葉賞に出られなかったことはむしろ良かったと思えます）
馬体重は関東遠征ながら狙い通り＋12キロで、見た目にもボリュームがあったと思います。ピリピリした面をパドックで見せていましたが許容範囲でした。
ゲートは五分のスタート。
隣のシュヴァリエローズが変に被せてきそうな雰囲気がありましたが、向こうが引いてくれて助かりました。しかし、ポジションは前とはかなり離されてしまい、中団より後ろ。ライバルのバトルボーンは楽に先行し、1000mの通過は59.4秒。開幕週の馬場を考えればかなりのスロー。いくら強烈な末脚を繰り出せるロードデルレイでも、この位置取りは不安に感じました。ただ、折り合いには心境が見られ、近走で見せていたような道中で行きたがる仕草はマシだったように思います。
余力十分に直線に向かうことができ、あとは外に持ち出して末脚を爆発させるだけでしたが、外にいたフライライクバードが思いの外粘ってしまったため進路が開かず。一瞬、詰まったようになってしまい、これは苦しいな…と。正直終わったかなと思いました。しかし、フライライクバードの戸崎騎手は変に閉めるようなマネをしなかったため助かりました。1頭分だけスペースができ、前を行って粘り込むバトルボーンを最後の最後に交わして1着でゴールイン。単勝1.4倍の大本命に応えることができました。あのスペースを突いてきた川田騎手はさすがですが、もう少しスムーズ乗れていれば、という思いもあります。まあとにかく勝利に導いてくれた川田騎手、そして中内田厩舎の皆様には感謝ですね。
2着もバトルボーンも相当強いように感じました。長期休養明けではなく、また同斤量だったら勝てなかったかもしれません。
次はどこになるでしょうか。左回りの中距離重賞となると金鯱賞一択だと思っていましたが、ロードデルレイ勝利直後に同厩のプログノーシスがなんと金鯱賞に向かうとのニュースが。。ドバイ遠征の話はどうなったのか？馬自身の実績や牧場の力関係を考えれば、川田騎手は間違いなくこの馬に乗るはずですし、中内田厩舎がG2なんかで無理に2頭出しすることはないでしょう。
そう考えると、次はぶっつけで大阪杯でしょうか？ドバイと同日のため、川田騎手は乗れませんが…賞金面で微妙ながらもクラブの宣伝のために無理に使ってくる可能性はありそうです。
個人的には川田騎手が乗らないと意味がないため、川田騎手が確保できることを最優先にローテを組んでほしいです。春の目標がエプソムCになっても構いません。目標は宝塚記念とかではなく、もっと先ですから。
故障馬続出で(5頭が離脱中)、ひどい状態が続いている我が厩舎。
取りあえず今年の厩舎初勝利を挙げることができホッとしていますが、他馬があまりにも情けないため、嬉しい気持ちはほとんどありません。
他馬の奮起にも期待したいところですが、今年もロードデルレイ1頭に頼る厩舎経営が続くことになりそうです。