次は出資が確定した馬の2頭目、ピースエンブレムの21になります。


母ピースエンブレムはかつての愛馬であり、母馬優先を使って当選しました。
この馬については、リストが発表されるずっと前、、、実は生まれた時から注目していました。シルバーステートとの組み合わせで、かなり走る馬になるのではないか、と。産駒の出来によっては、大激戦になり、最優先権も使う必要も出てくるかもしれない、と覚悟していました。


しかし、厩舎の発表を見て愕然としました。


関東の一流の手塚厩舎あたりなら、文句無しで最優先権を使っていたと思います(狙っていたダート馬、ではないですが)。しかし、なぜよりによって宮田厩舎なのか?気持ちは一気に冷めてしまいました。関東ではノーザンFとのつながりが深く、将来有望の調教師であることは間違いありません。しかし、まだまだ経験不足で、良血馬を預けられている割に重賞勝利はダンシングプリンスの1勝のみ。芝の重賞は未勝利で、良血馬を壊して大成させられないイメージしかありません。

ピースエンブレムの仔は皆、虚弱体質。エターナルピースを筆頭に全馬が満足のいく馬生を送ることができていません。


この馬が案外人気を集めず無抽選で獲れたのは、同じ思いの人が多かったからなのではないでしょうか。



4,400万円。。。
血統を考えると、あり得ないぐらいの超高額です。一つ上のブルーペクトライトの約2倍ですからね。故障はほぼ確定かもしれませんが、馬自身のポテンシャルはかなりあると見ています。芝オンリーのタイプ。価格的にクラシック路線に乗ってもらわなければ困ります。馬格があるからと言って、変にダートなどは使ってほしくありません。

厩舎以外で気になる点は馬体重でしょうか。
2月生まれなので、これから大きく増えることはないでしょうが、脚元のことを考えると既に500キロを超えているのは心配です。


不満ばかりになってしまいましたが苦笑、これだけの高額でありながら出資を決断したということはわずかな可能性を信じているからです。この馬の活躍が宮田厩舎を一流へと押し上げてくれたら嬉しいですね。脚元には細心の注意を払いつつ、トレーニングを重ね、無事にデビューの日を迎えてほしいです。