これまでで最も夢を抱かせた愛馬パーフェクトスコアが、
たった1勝を挙げたのみで引退することになりました。


自分が名付け親の一人ということもあり、
デビュー前から思い入れが強く、いつかは大舞台で、、、と
横断幕のデザインも既に考えていました。


しかし、そんな思いは徐々に薄れていきました。



原因は、陣営のこの馬に対する扱いです。



レースを使っては、脚部やら気性やら何かしら理由を付けては
しがらきへすぐに放牧。栗東よりもしがらきに居たイメージしかありません。
デビューした後の馬づくりの責任は、牧場ではなく
厩舎なのでは?しかし、この馬と向き合った感が全くありません。


陣営は、「脚部不安との戦い」を強調していましたが、
パーフェクトスコアは、常に「調教師との戦い」を続けていた
のではないでしょうか。


もちろん、新馬勝ちという夢を叶えてくれたことに対しては感謝しています。
他の厩舎だったら、未勝利のまま引退していた可能性もありますし。


ただ、やはり納得できない気持ちが強い。
レースの使い方にしても、東京ダ1600のデビュー戦を圧勝、
同条件の2戦目では、今をときめくジェベルムーサと僅差の好勝負。
負かした相手の大半がどんどんクラスを卒業する中、
パーフェクトスコアだけが置いてけぼり。

そして、ベストの条件であるはずのダ1600を使われたのが、この2戦だけで
その後は、ずっと1700以上。どれだけ負けても1700以上。
普通、これだけ負ければ、勝った時と同じ条件で使おう、
という気持ちに普通はなるでしょう。しかし、使わない。そしてすぐに放牧。


7/23にはトレセンで追い切りをかけておきながら、
週末に使うレースが無いと言って、しがらきへ放牧。
その後、1週後に帰厩し、レースを使ったら屈腱炎を発症して引退。


キャロット全体の預託上限、厩舎の馬房数など放牧に出さざるを得ない
状況があるにしても、こんなふざけた使い方があるでしょうか。



パーフェクトスコアの扱いを見て感じたのは、
陣営には、少しでも良い結果を出すために、
工夫・試行錯誤の過程を見せてほしい、ということです。


今、別の愛馬セレブレイトソングとイッツマインが未勝利で
もがいていますが、陣営からは勝利のために試行錯誤を繰り返している様子が
しっかりと伝わってきて、これでもし勝ち上がることができなくても
これなら仕方ないと諦められます。



そろそろ2015年の募集が開始されますが、
馬選びはもちろんのこと、厩舎選びも慎重に行いたいですし、
パーフェクトスコアの無念を晴らしてくれる馬と出会えたらと思います。




パーフェクトスコアよ、今までありがとう。
色々と苦労はあったけど本当にお疲れ様でした。