NZ流 潮干狩り | Black Swan - 国際人養成所

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この週末は天気も良さそうだったので、家族で潮干狩りに行ってきました。日本で潮干狩りと言えばもっぱらアサリですが、ここニュージーランドでは大きさも味もアサリに似た「Cockle(コックル)貝」なる貝が採れる場所があります。実はオークランドでの潮干狩りは今回が2回目で、1回目はNorthshoreのShakespeare Regional Parkに去年行っています。今回はうちから東方面へ30分強ドライブしたところにある「Cockle Bay」というなんともわかりやすい名前の海岸に行ってみました。

まず、その地域の干潮の時間をネットで調べておきます。例えばオークランドだとこんなサイト。

MetService

本当は干潮の少し前に行きたかったんですが、今日の干潮タイムが朝10時半であまり早起きもしたくなかったので、干潮を少し過ぎたくらいの到着になってしまいました。
でも、ここの海岸はすごく遠浅だったので11時くらいであればまだ全然大丈夫でした。

cockle bay


コックルですが、アサリに比べると貝殻が分厚く、もっと丸みを帯びてコロコロしています。なので、貝の中身が比較的小さくできるだけ大きい貝、できればハマグリクラスの大物を狙いたいところです(そこまで大きいのはめったに採れませんが)。

日本の潮干狩りだとクマ手みたいなもので砂を掘ったりしますが、Cockle Pickingは貝を入れるビニール袋があればいつでも行けます。少し沖に出て軽く5cmほど泥を掘るだけでコックルがゴロゴロと出てくるので小さなお子さんでも簡単に採れちゃいます。食料の確保としてだけでなく、家族でのアウトドアアトラクションとしてもオススメです。

先週末から解禁されたばかりのせいか、海岸を上がったところではFishery Officer達がウロウロ巡回してました。ニュージーランドには海洋資源保護のための厳しい狩猟規制があり、例えばコックル貝だと「1日1人あたり50個まで」とお持ち帰りできる個数が決まっています。Officer達はこれに違反している人がいないかどうか、厳しく取り締まっているのです。そして、悪質な場合は道具や獲物を没収されるだけでなく、高額な罰金が科されることもあります。僕も案の定チェックされましたが、監視が厳しいことを人伝てに聞いていたので事前に何度もカウントしており、3人分150個ドンピシャでした。にひひ


食べ方は基本的にアサリと同じです。砂をあまり噛んでないので砂抜きが不要という人もいますが、去年採った時は砂抜きなしで結構痛い目を見たので2、3時間の砂抜きはしておいた方がいいと思います。

調理する前に貝殻をタワシでざっと洗います。アサリのレシピには「貝殻を擦り合わせるように洗う」って書いてあるんですが、あれは貝に刺激を与えて身を引き締めるためなんですかね?とりあえずコックルも素直にそうしておきました。

で、半分は定番の酒蒸し。実は単純に水煮しただけのものも少し作ってみたところ、塩味だけでも非常に美味でした。
今回はこれにプラスして酒蒸しで鍋の底に残ったお酒に残り半分のコックルをぶち込み、ニンニクと醤油とバターで味付けしたものも作ってみました。ビールのツマミとしては最高でした!ビール

cockle


こうして150個のコックルはその日のうちに消費されてしまいました。うちのような庶民ではとても高くて買えないシーフード、ニュージーランドで手に入れるのであればやっぱり自分で採るのが一番ですね。そろそろ真面目に釣りを始めてみようか真剣に考え中です。。。

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