蔓延するスペル間違い | Black Swan - 国際人養成所

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先日アメンバーの某バイリンガルの方(アメリカ人)の記事に日本語でコメントして英語でコメ返しをもらったんですが、その英文を読んでいてふと気になったことがありました。

Correct spelling is harder then you think.

みたいな比較級を使った文ですが、thanの代わりにthenを使われてたんです・・・

この方、バイリンガルと言っても英語がネイティブで、日本語を忘れないために日本語でブログを書いているような人なので、最初はタイプミスかな?と思いました。でも思い返してみると、ネイティブの書いた文章で全く同じthenの間違いを目にしたことが数限りなくありました。あたかも間違いが定着してすでに広く受け入れられているか、わざと間違って何か(若者のトレンドみたいなもの?)を演出しようとしているかのようにです。

確かにKiwinglishだとæ(アとエの間の音)は限りなく「エ」に訛るのでthanがthenに聞こえることがありますが、このスペルの間違いは特にアメリカ人の方がより多く犯しているような気がするんですよね。


似たようなケースが以下の単語でも見受けられます。

旗Its going to be interesting to point out misspellt words.
正しくは「It's」とアポストロフィが必要です。発音が同じ単語でスペルを混同しやすいのは他にも「your vs. you're」や「their vs. there vs. they're」などがあります。テキストメッセージやEメールではアポストロフィを省略する人も多いですが、学校の課題やビジネス文章でこれやったら未だにアウトです。

旗You should of written "should have" instead of "should of".
正しくは仮定法の「should have」です。「ソータ」って聞こえる「sort of」や「カインダ」と聞こえる「kind of」からの連想なんじゃないかと予想。同じ仮定法の「could have/would have」も頻繁に「could of/would of」にされちゃいます。

旗I except that we sometimes make mistakes in spelling.
正しくは「accept」。どちらもアクセントが第二音節の「-cept」に置かれているので、第一音節の「e」と「a」は両方とも聞こえなくても支障ないくらい弱く発音されて区別付け難いのはわかります。
affect」と「effect」も似たような感じですが、こちらは意味が似通ってるので僕でも注意してないと間違えちゃいます。でも、「accept」と「except」って意味が全然違うのでなぜ間違っちゃうのか・・・謎ですね。

旗Young people nowadays are to ignorant to spell words correctly.
too 形容詞 to 不定詞」なんて基本中の基本だと思ってたんですが、どうやらそうでない人も世の中には結構な数いるようですね。。。
プリンス様なら「2 ignorant 4 U 2 spell」で同じになるんでしょうけど。


不思議なことに、ここに挙げたスペルミスは日本人よりネイティブスピーカーの方が圧倒的に多いんです。
多分ですが、ネイティブは耳から英語を習得するのでこれらの間違ったスペルを本気で正しいと思い込んでるんでしょうね。日本人は読んで覚えるという学び方が主流なので、先に綴り⇒次に音と頭に入ってくればネイティブと同じことは起こりません。それに、試験のための英語だと問題にされやすいところでもあるので、早い時期から先生などに注意を促されている部分でもあります。

もちろん正しく覚えていること自体は利点なので、「カッコいいかも?!」とか考えてわざと間違って頭悪いと思われる必要は全くありません。
これらの間違いを見つけても「ネイティブだからこそ間違いやすいスペルもあるんだなー」とやさしい気持ちで見過ごしてあげましょう。
くれぐれも鬼の首を取ったかのごとくブログ記事のネタになどしないようにネ!
(°∀°)b


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