It ... 形容詞 for 人 to 動詞.
って構文ありますよね?文法書的に説明すると「It」が仮主語で「to 動詞」を受けていて、実質的な主語は「人」のところ、というやつです。
It is difficult for me to speak English off the reel.
みたいに使われるやつです。
今日意識しないうちにこの応用形を使っていることに気付きました。
CIOに書類のサインをもらうためにドキュメントを一式用意して持っていった時の一言です。
I've prepared the document for you to sign.
似ているようですが、この文では『仮主語』という概念がありません。
そうです、「for 人 to 動詞」は「to 動詞」の主語が文章自体の主語と異なる時に使われるのであり、Itで始まる仮主語の時だけではないんです。
この使い方は会話でも頻繁に登場し、例えば
All I want is for you to love me.
というような文章は山ほどあります。
英語を勉強している限り、構文は覚えて使えるようになるに越したことはありません。
で、そこに留まらず、次のステップとして「覚えた構文の応用ができないか?」を是非考えてみてください。
上の例のように一部を切り離して使えるかもそうですし、同じような単語や熟語に置き換え可能かどうか考えてみるのも手です。
有名な「not only~...but also~」構文だと「only」を「just」に、「also」を「as well」に置き換えても英語としてはなんら違和感ありません。
She was not just beautiful but smart and sophisticated as well.
更に「smart and sophisticated」をあまり強調せず「beautiful」と並列に近づけたい時は
She was not only beautiful, she was smart and sophisticated.
と言うこともできます。
以前「英語は冗長性を嫌う」と書いたことがありますが、同じフレーズを繰り返し使うことも敬遠されます(これは日本語も同じですけどね)。
語彙だけでなく、構文についても類似する応用編を一緒に身に付けておけば、表現の幅はぐんと広がりますよ!
(o^-')b
高校生無料、初回無料の英文添削サービスお申し込みはこちらから。
タイトル、どこにかかってるかわかりました?
こちらも引き続きよろしくお願いします!
にほんブログ村