各国の永住権ポイント制度比較: 4.職歴 | Black Swan - 国際人養成所

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今回はどの国でも一番重要と思われる項目、職歴です。

右矢印カナダ
NOC(National Occupational Classification)というリストに記載された職種であることが必要です。また、直近10年以内に従事した職業であることが必要で、経験年数により以下のポイントが付与されます。
●1年=15点
●2年=17点
●3年=19点
●4年以上=21点

また、既にカナダで働いている人やカナダ企業からジョブオファーがある人にはボーナスポイント(10点)があります(細かい点は割愛)。

右矢印オーストラリア
この国の技能評価が一番書きにくいんですよねしょぼん
まずSOL(Skilled Occupation List)に掲載された職種であり、申請直前2年間で1年以上の経歴が必要です。SOL内の職種に応じて、基礎ポイントが変わってきますので、こちらで自分が何点になるかご確認ください。
●学位・学士号または専門的資格が要求される職業の人=60点
●学士号レベルを要求される職業で専門的トレーニングを必要としない職業=50点
●準学位(ディプロマまたはアドバンスド・ディプロマ)の資格を要求される職業=40点

重要なのは、この職歴は職種に応じて様々な機関で認定してもらう必要があるという点です。この辺りからどの機関になるか探してみてください。

ここで更に加点ポイントがあります。
●上記60点を獲得できる職業の実務経験が申請日から過去4年間に3年以上=10点
●SOLに載っている職業の実務経験が申請日から過去4年間に3年以上=5点
MODLという不足職業リストに載っている職業に申請日から4年以内に1年以上従事=15点
●上記該当者の中で、従業員10人以上のオーストラリア企業に就職が決定=20点

MODLはIT系だと製品名や言語名が具体的に記載されているので、それを専門にしていた人はポイントも大きく有利かと思います。

右矢印ニュージーランド
まずSkilled Occupation(このマニュアルのAppendix11のリスト)に記載された職業で
●現在NZで1年以上雇用されている=60点
●現在NZで3ケ月以上、1年未満雇用されている、または雇用オファーがある=50点
ことで大量ポイントがもらえます。

また、このリストでの職歴(日本でのものも含む)年数で以下のポイントが加算されます。
●2年=10点
●4年=15点
●6年=20点
●8年=25点
●10年=30点

さらに、ボーナスポイントとして
●発展分野でのNZでの雇用か雇用オファー=10~15点(年数による)
●スキル不足分野での雇用(日本も可)=10~15点(年数による)
●オークランド地区以外での雇用=10点
●配偶者またはパートナーの雇用・雇用オファーがある=10点
●NZでの就労経験2年=5点
●NZでの就労経験4年=10点
●NZでの就労経験6年=15点
●発展分野、スキル不足分野でのNZでの就労経験2~5年=5点
●発展分野、スキル不足分野でのNZでの就労経験6年以上=10点


【まとめ】
うーん、長くてまとまらない叫び
多分既に現地で働いている、または現地企業からのジョブオファーがある、といった場合に最も有利なのはニュージーランドでしょう。140ポイント以上無条件パスと言われている内の50~60点もらえるんですから。
オーストラリアも認められれば職歴でのポイント配分は大きいですが、指定機関での査定が必要なのがボトルネックです。
カナダは条件が最も緩いですが、職歴ポイントの割合はそれ程高くないと言えるでしょう。

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