いつも通り対策委員会は借金返済の方法を考えていたようだ。銀行強盗…マルチ商法…アイドル…宝くじなど出てくる案はどれも現実味を帯びていない。これもいつも通りである。ブルアカ 小鳥遊ホシノ コスプレ衣装
「もういいです！今日は私、1人でお仕事を探しに行ってきます！」
「あっ…ちょっと！」
教室を出ていこうとするアヤネをセリカが止めようとするも、立ち上がったときにはもうドアは閉じ切ってしまった。
「…いや〜、おじさんなりに真面目に考えたんだけどね〜」
「…私も真面目に考えた」
「でもシロコちゃん。やっぱり犯罪はダメですよ☆」
「ん…そう…だね」
残されたセリカ以外の3人は、大して普段と変わらない様子。
「もうっ！私、アヤネちゃんの後を追うから！みんなももっといい方法をちゃんと考えといてよ！」
そう言い残してセリカも足早に教室を去っていった。
残されたのは穏やかな顔と眠そうな顔としょぼんとした顔の3人。
「もっといい方法ね…やっぱりちまちま稼ぐのが安心だとおじさんも思うけどね〜」
「そうですねー…アイドル、良いと思うのですが…」ブルアカ 砂狼シロコ コスプレ衣装
「…宝くじ」
ホシノが発案した最も楽に大金を稼ぎ、犯罪にもならないという迷案がシロコの興味をひいた。
「宝くじですか？私は買ったことありませんが…みなさんは買ったことあるんですか？」
「んや〜？おじさんも買おうとは思わないかな〜」
「私もないよ。当たるとは思わないし…」
学生の身で宝くじを買おうだなんて考える人は滅多にいないだろう。彼女たちもお金に余裕がないので、そんなリスキーな行動をする気は起きない。ただ1人を除いては…
「でしたら、今からみんなで買いに行ってみませんか？もし当たったらアヤネちゃんも安心できると思うんです！」
「うん、いいと思う。面白そう」
「え〜？おじさんが出しといてアレだけど…あんまり良くないと思うよ」
シロコとノノミは結構乗り気だったが発案者のホシノがあまり乗ってこない。むしろそれが普通なのだが。
「いいじゃないですかー☆ちょっとだけですから！」
「ん、私もそんなに買うお金ない」
「んー…じゃあ1人10枚までだよ？あと200円のにすること」
こう見えても慎重派な自分が出した条件なのでそこまで被害が出ることはないはず。ホシノはそう考えながらギャンブルに挑むことを許可した。
「10枚…2000円までですね。わかりました。では、早速買いに行きましょう！」
「これで今月の分も払える。ついでに新しいライディング道具も買える…！」
「…あんまり期待しちゃダメだからね〜？」ブルアカ アロナ コスプレ衣装