ご存じの通り、偏差値とは母集団の中での相対的な位置(成績)がわかる指標です。平均が50で、最高が75前後、最低が25前後になります。75は上位約0.6%、70は上位約2.3%、65は上位約6.7%です。

 

 

中学生全体を母集団とした偏差値の場合、早慶MARCH付属校の偏差値は大体68~76くらいのようです。

 

 

しかし、これだと実際の難易度をうまく測れません。全体の偏差値だと上位に偏り過ぎてしまうからです。確実に判断するには、全員がMARCH付属高校以上を目指すような、レベルの高い母集団での偏差値を見ることが効果的です。

 

その一例が、進学塾が実施する模試での偏差値です。サピックスの場合、早慶MARCH付属高校の合格偏差値(合格可能性が80%程度=合格圏となる偏差値)は44~62となります。

 

 

つまり、レベルの高い母集団の偏差値は、相対的に低く出ます。例えば、中学生全体のうち、偏差値60以上の生徒だけが受ける模試があったとして、中学生全体の中で偏差値65の生徒がその模試を受けた場合は、そこでの成績は理論上は偏差値50前後になります。

 

駿台だと、高校によってバラつきはありますが、合格偏差値はサピックスよりやや高めに(5前後)出る様です。つまり、模試を受験する母集団の平均レベルは、サピックスの方がやや高いと思われます。

 

 

サピックスと双璧を成す大手の早稲田アカデミーの合格偏差値は公開されていませんが、ネット情報から推測するに、模試の種類にもよりますが、こちらもサピックスよりやや高めに(5前後)出る様です。

 

いずれも、難関校の難易度を測る指標として十分に機能すると言えます。

 

このことから、これらの進学塾の模試で、MARCH付属高校が視野に入る偏差値は45~55、早慶付属高校が視野に入る偏差値は55~60くらいと考えておけば良さそうです。

 

※ちなみに男女で結構なレベル差があるのですが、上記は大雑把な感覚で定義しました