記憶を制する者は受験勉強を制す。真顔

 

…とまでは言いませんが、いかにうまく記憶するかは、受験の成否には重要なカギとなります。

 

私は折に触れて受験系、勉強系のYouTubeを見るのですが、そこで学び「なるほど!」と思った記憶のコツや、そこから一歩進んで学習を定着させるコツについて、まとめます。

 

 

 

アウトプットを心掛ける

 

インプットは憶えたい情報に触れる行為、アウトプットは憶えた情報を思い出す行為です。人間の脳の性質として、インプットしている時よりもアウトプットしている時の方が、遥かに記憶の定着が進むという研究結果があります。個人的な肌感覚でもこれは正しそうな気がビンビンにします。

 

ですから、ただ憶える(インプット)だけではなく、憶えた情報を確かめる(アウトプット)を必ず行うこと、アウトプットの比率の方を多くすることが重要です。

 

英単語であれば、単語帳を眺めて憶える作業だけではなく、必ず英単語と対訳の片方を隠してもう片方を言えるか確認します。問題集も、間違えた問題があった時、解答を見て納得して終わりではなく、もう一度何も見ずに解き直して正解を導けるかを確認する作業が重要です。

 

復習と反復を意識する

 

脳の記憶に関する研究で、忘却曲線というものが提唱されています。これは、人が何かを記憶した後、どのくらいの速さで忘れてしまうかをグラフにしたものです。このグラフによれば、時間が経過するほど記憶したことの多くを忘れてしまうこと、また、記憶してから間もないほど忘れる度合いが大きいことがわかります。

 

このことから、記憶を定着させるには必ず復習が必要であることがわかります。また、効率良く記憶を定着させるには、復習のタイミングが重要であることもわかります。

 

まずは、記憶して間もない期間に多くを忘れてしまうのですから、早めに復習します。記憶した直後、その日の最後、翌日くらいがこの作業です。これは実践しやすく、かつ一番重要だと思います。我が家では、特に学習翌日に同じ内容を確かめることだけは極力心掛けています。例えば週末の勉強は極力、土曜に学習&日曜に復習のセットになるように考えています。

 

その後、復習の間隔を広げていきます。3日後、1週間後、1か月後といった具合に。これが反復の段階です。

 

これは効果的に実践するのが結構難しいです。ひとつのことだけに集中しているならやりやすいですが、普通の受験性は勉強が多岐に亘りますから、丁度良い塩梅(半分忘れたくらいのタイミング?)のところで復習を入れるのがなかなか難しいのです。あまり復習に拘るといつまでも先に進まなかったり、他の科目がおろそかになったりと。そんな悩みはありつつも、何とかやっていきます。

 

復習を反復するうち、忘却曲線がなだらかになり、長期記憶に定着すると、短期間では忘れなくなる、という訳です(口で言うのは簡単ニヤリ)。

 

濃度を考える

 

濃度とは、ひとつのことにどれだけ時間を掛けて記憶するかということです。

 

例えば、1日1時間ずつ使って10日間で100個の英単語を憶えるとします。このとき、次の二通りのやり方のうち、どちらが記憶に定着するでしょうか?

 

(1) 1時間を使って10単語を完璧に覚える。それを10日間繰り返して100単語を憶える。

(2) うろ憶えで良いので1時間で100単語をざっと憶える。10日間その同じ100単語を繰り返し憶える。

 

答えは、(2)です。時間を掛けて憶えても、先程の忘却曲線で言う所の忘れるスピードはあまり変わらないそうです。であれば、記憶の濃度に拘らず、同じ時間を復習の反復に充てた方が効率が良い、という考え方です。

 

注意が必要だと思うのは、じっくり頭を使って考える問題に関しては、濃度を薄めるより時間を掛けた方が良いと思われる点と、例に挙げた英単語についても、ひとつひとつの単語を深掘りして語源、派生語、類語等を時間を掛けて学習する段階も重要だと思われる点です。その時点での進度や目標に応じ、臨機応変に適切な学習法を選択することが大事だと思います。

 

まとめ

 

記憶や学習の定着にはとにかくアウトプット(何も見ずに解き直す、人に説明する)。学習したら復習は必須。特に学習直後の復習が重要で、その後も定着するまで反復。濃度より反復の方が価値が高い場合もある。

 

こんなことを考えながら勉強してます。