「MRIの結果が2週間くらいしたら届くから

届いたら中をちゃんと読んで

持ってきてね」

 

MRIの検査結果は、なんと翌週に届きました。

私は言われた通り開封して、

自分の子宮の断面図と所見をじっくり読みました。

 

なんと子宮筋腫以外にも2つ謎の何かが発見されていて

ググってみたら

一つはチョコレート嚢胞のちいさいやつ

もう一つはよくわからないけど

あまり深刻ではなさそうなものでした。

 

何度か繰り返し読んだ後

よくわからないから

あとは先生のコメントを聞こう。

と、私は病院に行きました。

 

 

先生は、将来妊娠した場合に

赤ちゃんのベッドを邪魔する筋腫を説明しました。

筋腫は大きさではなくて、

場所が問題

というのは、

この先生に初めて会った時から

ずっと言われていること。

 

「この筋腫、妊娠したら2倍3倍の大きさになるからね

それが赤ちゃんのベッドを邪魔するの。

わかるでしょ?

 

死産でも出産しなきゃいけない

死んだ赤ちゃんを帝王切開するのなんて最悪ですよ

医者だってそんな手術したくない。」

 

想像しただけで涙が出てしまいました。


「月経が来たら注射を打ちます。

早い人だと3、4回打てば筋腫は小さくなります。

小さくしたら、多分手術ね。」

 

先生はもう自分では手術をしていないそうで

先生が絶対的な信頼を置いている

別の先生が執刀するとのこと。

注射で筋腫をある程度小さくしたら

一度そのM先生に診てもらい

M先生も手術を勧めるなら、手術。

 

私は、子宮にメスを入れることが

妊娠においてトラブルの原因になると

コウノドリで見ていたので

手術をすることに不安がありました。

 

それを先生に話したら

 

「そういうことにならないようにやるから。

筋腫の手術をするMに

お産の時もみてもらうから大丈夫」

 

それを聞いて少し安心しました。

だって自分で赤ちゃんを取り上げるんだから

無事出産ができるように筋腫の手術をするはず。

 

 

「10年前だったら手術を迷ってても問題ないんだけど

年齢が年齢だからね。

筋腫が小さくなって

やっぱり手術しません、となって

45歳になって、

先生やっぱり手術したいんですって言っても

もう遅いからね」

 

はい、そうなんです。

だから私はもう

できるだけ早く治療をしようと

決めてきていました。

 

そして、

前回診察を受けてからずっと考えていたこと。

 

手術をするには、

6ヶ月、毎月注射を打って

擬似的に閉経状態にします。

そして筋腫を小さくしてから手術。

その後半年は妊娠できません。

 

つまり、1年ほど妊活ができないのです。

つまり、一年歳をとってしまう。

 

じゃあ

もういちど採卵をしておいたほうがいいんじゃないか。

 

直近の私のAMHは1を切っていました。

 

採卵、するしかない。

 

私はそう決めました。