親子関係話題が続いていますが、
思い返してみたら、
ご相談者様の多くに
お母さんと自分の関係（またはお父さんと自分の関係）から
好ましくない思考習慣や価値観を身に付け、
それらが生き辛さの要因になっている、と思い至りましたので、
しばらくは、それらを書ける範囲で紹介していきます。
（過去に書いた記事と重複しているものもあります）
記事の中で、
どちらが悪いとか、どちらが間違っている、とジャッジするつもりはなく、
ご相談者様が何かしらの問題を抱え、改善策を求めた
ということであり、
他者を変える方法を探るではなく、
自分は今後どうしたいか
どうすることが可能か
どうするか
そして
どうしたか
どうなったか
そんな記事となります。
今回はある男性のお話です。
初めてお会いした時に仰っていたのは
「3度目の慢性疲労症候群が発症しそうで。
もう終わりにしたい」と。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが
慢性疲労症候群とは
・朝、起きれない
・気力が出ない
・疲労感が続く
・集中力の低下
などが分かりやすい状態ですが、他にも様々な不調があるようです。
そして発症する原因は特定されていませんが、
精神的ストレスも大きく影響しているとも言われています。
さて、彼はどんな生活をしてきたのかというと
小中高大学とずっと勉強を頑張ってきました。
スポーツも頑張りました。
しかし、
勉強を頑張って100点を取っても両親は無関心。
褒めてくれることもない。
ならばとスポーツも頑張った。
いい結果を出せた。
大会でも活躍した。
それでも両親は無関心だった。
ただ、勉強を頑張れば
先生が褒めてくれて、
スポーツを頑張れば
先生およびクラスメイトや後輩が認めてくれた。
だから頑張れた。
けど、大学に行って心が折れた。
社会人になったら、
頑張りは空回りし、コミュニケーションもうまくいかず、転職を繰り返してきた。
とのこと。
それらを聞いた後で、
「あなたは頑張ってきたよ。偉いよ。すごいよ。
ただもう誰かに認められるために頑張らなくていい。
自分の心の声を聴いて。
何を伝えてきてる？」
と、伝え、質問してみた。
ら・・・
「何もない・・・」
「出てこない・・・」
「蓋をしている感じかも・・・」
ということで、
閉ざしている蓋を開ける練習から。
普通に聞いたら「開ければいいじゃん」ですが、
ご本人にとっては怖い作業。
何が出てくるかわからない。
自分の感情なんか知らないほうが平和と
幼いどこかで学んでしまったのでしょう。
それでも自分の気持ちを知らずして
自分の人生を取り戻せませんから、
少しずつ、今日感じたこと、歩いてきて感じたこと、
今感じていること等の練習を続け、
なんとか自分の心とアクセスすることができるようになりました。
そして、その感情をもとに
適切な考え方をするようにとサポートしたのでした。
認められたい、褒められたいという承認欲求はどなたにもあると思いますが、
それらのために頑張るというのは、適切な考え方ではなく、
自分を追い詰めてしまうことになります。
認められることを目標としませんように。
自分なりにやった結果、『認められた・褒められた』が正解です。
花は「綺麗」と言われたいために咲いているのではありません。
あるがままに咲いた結果「綺麗」と言われるのです。
※相談者ご本人が望まないことに介入はできませんし、しません。
突っ込んだ一言の反応によって、その話題を継続するかしないか判断しています。
「うーん、そこが問題の根源なんだけど」ということは多々ありますが、スルーされた場合は『今はタイミングじゃない』と解釈します。
向き合う準備ができていない方に、無理に向き合わせることはしません。
また、同じ環境、似た環境にいたからといって、皆が同じように悩み苦しむとは限りません。個々の感じ方は違います。
短期サポートコース
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
シンプル人間学Ⓡ
〇マインドの次元アップ
〇自分との関係改善
〇他者との関係改善
〇子育て、人育て、人材育成
〇感性アップ
個別サポート、講演・講座のお問い合わせ、ご相談は以下↓へ
個別サポートは、基本 電話（通話無料）です。ZOOMも可。
日本国内ならどこにいらしても対応可能です。
海外在住の方は、LINE通話やMessenger通話、スカイプ等で対応しております。
-------------
自分育成、人財育成のシンプル人間学®（宇宙との調和、真理を軸としたメソッド）
https://asatsumasatomi.com
体験・ご相談・お問合せはこちらのフォームからどうぞ
https://ws.formzu.net/fgen/S50616358/
浅妻 正永未（あさつま さとみ）
090-4738-4075