お母さん(ママ)話題が続いていますが、
思い返してみたら、
ご相談者様の多くに
お母さんと自分の関係(またはお父さんと自分の関係)から
好ましくない思考習慣や価値観を身に付け、
それらが生き辛さの要因になっている、と思い至りましたので、
しばらくは、それらを書ける範囲で紹介していきます。
記事の中で、
どちらが悪いとか、どちらが間違っている、とジャッジするつもりはなく、
ご相談者様が何かしらの問題を抱え、改善策を求めた
ということであり、
他者を変える方法を探るではなく、
自分は今後どうしたいか
どうすることが可能か
どうするか
そして
どうしたか
どうなったか
そんな記事となります。
ある女性(ご結婚されていて、ご主人、お子さんがいらっしゃいます)のご相談でした。
ご相談の動機は、仕事上のこと。
それなりの立場にいて、スタッフとの関わりや今後の希望などについて向上したいとのことからスタートしました。
セッションの中でお母さんについて話すことが多く、
「お母さんを尊敬しています。大好きです」と。
彼女の育った家庭は、先代から続くご商売をされており、
ご両親共、お忙しい毎日でした。
特にお母さんは、仕事の大部分を担っており、
毎日テキパキと働いていました。
そんなお母さんを
彼女はずっと尊敬し、自分もそうなりたいと思い続けていました。
また、彼女自身も、ご両親の会社で働いていました。
私が提供するサポートは
『心にあること、頭にあること、何でも話して。
(フリートークから本当の原因が見えてくる)』なので
突然、思いもよらない話題に飛ぶことも普通です。
ある日、彼女は言いました。
「摂食障害なんです。
家を離れた大学生の頃から。
今も、家族が寝静まった後、こっそりと過食嘔吐をしてしまいます」
思いがけない話題でしたが、なんとなく感じてはいました。
成人し、社会に出、結婚した女性が
「お母さんが大好きです」はそうそう言わない。
この言葉は私の中では要注意キーワードとなっています。
忙しいお母さんでしたから、彼女とゆっくり過ごす時間は限られていたのでしょう。
彼女自身に自覚はなかったと思いますが
彼女はずっと寂しかった。
「私を見て」と思っていたのでしょう。
私に関心を持って、認めて、と願っていたと思われます。
それゆえ、
自分に関心を持ってくれる人を求め続けてきたし、
過食に限らず、お買い物も半端なかった。
必要以上のお買い物をデパートで続けているとのことでした。
そう、それらはみな、心の隙間を埋めるため。
一瞬でも、この寂しさを空虚さを満たしたいため。
そして、私は
求めても得ることが難しいことより、
与えることで、自分の心を満たそう、
心の向きを変えるようにと舵取り。
「あなたが今、大切にしたいのは?」
「家族です。
優しい主人とかわいい子どもたちです」
そう答えた彼女に、家族に愛を与える行動へシフトするよう提案。
休日には家族と穏やかな時間を過ごすようにしていたら
心は落ち着き、
過食嘔吐も減り、
買い物依存も減り、
心安らぐ日々へと移行していったのでした。
のちに
彼女が代表となり、新たな事業も立ち上げたとの報告もいただきました。
このように
生き苦しさや仕事上の不都合や対人問題の根底にあるものは
ご自身の心の問題だったりします。
心やマインドを整えることで、問題が問題でなくなり、
好ましい日々へと移行が可能となります。
※相談者ご本人が望まないことに介入はできませんし、しません。
突っ込んだ一言の反応によって、その話題を継続するかしないか判断しています。
「うーん、そこが問題の根源なんだけど」ということは多々ありますが、スルーされた場合は『今はタイミングじゃない』と解釈します。
向き合う準備ができていない方に、無理に向き合わせることはしません。
また、同じ環境、似た環境にいたからといって、皆が同じように悩み苦しむとは限りません。個々の感じ方は違います。
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