「今のは何ですか?」 | 本当の自分を生きるシンプル人間学®

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もう随分前の話になりますが

その日は、ある男性のセッションをホテルの喫茶室でしていました。

 

『自己否定的で自信が無い、勇気が出ない』というテーマだったので

そのための話題が中心でした。

 

しばし話し

「では今日はこれで」と終えた時、

 

隣の席に座っていた若い女性から声を掛けられました。

 

「今のは何ですか?」

 

席が近いから聞こえた?

一瞬、この喫茶室は要注意だな、と思ったのですが、それは置いておいて。

 

「あの方のサポートをしています」等々と一応やっていることを話していると・・・

 

その女性と一緒にいらしていたらしいお母様らしき方が席に戻り、私と彼女の話を脇で聞いています。

少しするとお母様、

小さな声で「そんな話やめなさい」と彼女が話し続けようとするのを遮ったのです。

 

この瞬間に私が感じ取ったのは

『だからかぁ。

お母さんにコントロールされてきて、今もそうで、苦しくて、そこから脱出したいのね』と。

 

話したそうにしている彼女とそれ以上話を続けることは無理と判断したので、名刺を渡してその場を後にしました。

 

 

こういう親御さんは結構いらっしゃる。

「私が正しい。私の言うとおりにしていたら間違いない。

反抗なんか許さない」

極端に言うと↑こんな感じ。

 

行動から考え方から、日用品の購入さえ親御さんに従わざるを得ないということを幼少期からやってきて、おとなになったある日、苦しさに気づく。

 

そしていざ脱出しようとすると強固な抵抗にあう。怒られる。否定される。脅される。

 

脱出する術は無いと諦める。

苦しさの無限ループ・・・

 

これが悪化すると、親御さんに限らず、それが誰であっても

「その人が言っていることが正しい」となり、自分での判断が出来なくなる。

違和感を感じたりしても「この人がこう言うのだからそれが正しいはず」となり、いつも自分の希望は抑えこみ、誰かの言いなりの人生を続ける。もちろん苦しいままに。

 

 

自分を尊重することを覚えて欲しい。

それは決して悪いことではないし、自分を尊重できない人は本当の意味で人を尊重することはできません。

 

 

ほんと、母子関係(親子関係)って何十年も影響する。怖いわぁ。

すべての方に自由に生きて欲しいよ。

 

 

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