「卒婚ですね」卒婚?結婚35年の選択 | 本当の自分を生きるシンプル人間学®

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昨日『卒婚』という言葉を教えてもらいました。

「浅妻さんはそれですよね」

子育てや介護を終えた後の結婚のカタチとでも言うんでしょうか。

夫婦それぞれの意思を尊重した生活スタイル。

 

私は2年前の春に、新潟から単身広島へ移住。

その時点で結婚生活35年。

「広島に引っ越したい」「広島で仕事したい」と切り出しました。

もちろん、離婚したいなんて気持ちは無く。

単身赴任的な感覚で。

 

娘たちも、近くに住む妹も背中を押してくれて。

夫は少し抵抗していましたが、最終的には応援してくれ、「気をつけて」と送り出してくれました。

 

それまでのいきさつは・・

 

1980年に結婚した私と夫ですが、跡取りを意識していたことと健康状態にまったく自信が無かった(当時も9歳時の病気の後遺症がありました)ことがあり、結婚時「浅妻に来てくれなければ結婚できない」と伝え、始まった結婚生活。当時は養子縁組ではなく、浅妻を名乗ることのみの結婚。

当初3年間は親とは別居。

長女出産を機に親との同居開始。

父も母も親との同居の経験はない人たちで、わがままもあり、同居生活に慣れるまではなかなか大変でした。

 

次女も生まれ、家事子育て、その合間に自宅でできる仕事をし、子どもの成長に合わせて会社勤め等々。

 

どのタイミングだったのかは忘れましたが、夫は父と養子縁組をし、その後またしばらくたってから「浅妻に来てよかった」と言ってもらえた時は『あー私なりに頑張ってきてよかった』と感無量な気持ちに。

 

2006年には娘2人とも嫁ぎ、孫も誕生。

慌ただしい日々でした。

 

父と母が立て続けに病に倒れ、二人の世話に追われていた2010年秋、嫁いでた次女の夫が「お母さんたちと暮らそう」と言ってくれて同居。

(現在も、娘婿は「この地でずっと暮らす」との意思)

その後、2011年7月に父が、2014年7月に母が旅立ち。

 

思い返せば、現在の仕事を始める前(会社勤めを辞めると決めたとき:2004年)から、新潟の冬が苦手な私が、『どこに居ても成り立つ仕事』をなんとなく意識していました。

2007年末にコーチングに出会い、コーチという職業に強く惹かれ、コーチという道に進むことを決意(2008年)。現実的に移住するつもりも予定もありませんでしたが、『それも可能』レベルで魅力を感じつつ地元新潟で活動を開始。

いつの間にか講演や講座講師としても依頼されるようになり、途中から両親の介護もありましたが、基本的には時間的自由があったので、不都合もなく。

 

2014年に厳島神社に出会い、どうしようもなく惹かれ、2015年1月移住を決意。

2月に素晴らしいタイミングで長女や妹も我が家に来たので、次女・長女・妹を前にその場で「移住したい」を伝え、さらにその場で長女が「私も(夫と)この家に越してくるわ」と夫婦での引っ越し・同居を決定。

はい、夫には決定事項を事後報告でした。ごめんなさい。

 

現在新潟の家は、夫と長女夫婦と次女一家(次女と夫、娘2人)の7人と犬1匹の大家族。

表札は3枚(笑)

浅妻の名を継ぐ子どもたちはいませんが、引き継ぐ者がいてもいなくてもどちらでもいい。自然に任す、宇宙に任す、いちばんいいカタチになるでしょうと問題視はしてません。

 

時々ぶつかることがあっても、それを学ぶ場、それぞれの意思でそこに住まうと選択した責任さえ忘れずにいてくれたらそれでいい。

家を建て替える、家から離れる、それも自由。そこに住まう家族で決めてね。と伝えてる。

 

新潟を離れてほぼ2年。

帰省は春と夏と秋の年3回。

それに合わせて新潟での講演や講座依頼もいただく。

もちろん、家族との関係も良好。

電話やラインで娘たちの相談にも乗る。

夫とは離れている間はほとんど連絡を取ることはありませんが、いつ帰っても、昨日もいたよね的なごく自然な関係。

春と秋には夫の力を借りること(タイヤ交換)もお決まりになっていて、洗車やワックスかけも頼まずともしてくれるありがたい夫です。

 

ちょっと変わった夫婦のカタチ。家族のカタチ。

これを卒婚という言葉がぴったりなのかどうかはわかりませんが、近い感覚だと思います。

 

これが出来る秘訣があるとしたら・・

 

目の前に起きたことに真摯に対応する。

自分の立場役目を忘れずに行動し、家族を信頼し、それぞれを尊重する。

 

日々のこれらの行動が、未来の自分自身の自由にも繋がったと確信しています。

 

 

本当の意味での自由や卒婚を求めている方には、生き方の個別サポートも可能です。

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浅妻 正永未(あさつまさとみ)

 

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