子どもたちのいじめ
哀しい社会問題です。
いじめ撲滅運動も行われているようですが。
ちょっと考えて欲しいと思います。
子どもはどこでこの行為を覚えたんでしょうか?
子どもは、いえ、すべての人間は
見て聞いて覚えてゆきます。
模倣から始まります。
笑うのも話すのも立ち上がり歩くのも。
話し方も話す内容も、考え方も、です。
おとなが
誰かを批判する、悪口を言う、仲間外れにする、意地悪を言う、意地悪な態度をとる。
ぜーんぶ見ています。
家庭内で職場の誰かの悪口を言う、
ご近所さんを批判する。
これらも。
子どもは
親やおとながすることが正しいと思い込んで育ちます。
おとなになってわかる悪いことでも、です。
親やおとなの真似をしてるのです。
あなたには
思い当たることありませんか?
あなたと価値観が違う方のことを一方的に批判したこと。
意見が食い違った人を「間違ってる」と陰で言うこと。
少しの間違いを悪く評価したこと。
何気ない陰口。
仲間外れ。
義父や義母の悪口。
子どもたちは、その様子を見て覚えるのです。
自分の気に入らない人は仲間はずれにすればいい。
意見が合わなければいじめればいい。
と。
いじめをなくしたいなら
おとながいじめをやめることからです。
見本を善いものに変えればいいんです。
いえ、変えなければいけません。