昭和47年(1972年)
昭和46年、政府は「塩業近代化臨時措置法」を国会に提出。塩の製造・販売は国の管理下におかれました。
同時に従来の水分を蒸発させる方法から、海水中の塩分を集める「イオン膜」が導入され、塩は工場で作られるようになります。
こうして「塩田による製塩法」は全て廃止となりました。
民間塩は「赤穂の天塩」など数種類のみ、塩は専売品でした!!
平成9年(1997年)4月
明治以来、92年間続いた塩専売法が廃止され、新たに塩事業法が施行されました。
原則自由の市場構造に転換し、誰でも自由に塩をつくることが可能になりました。
平成14年(2002年)4月
完全自由化となり、輸入塩に関する規制もなくなりました。塩製造者が増え、さまざまな方法で塩づくりが行われています。