認知症であることを打ち明けるのは、
「誰に話そう?」「何から話そう?」「うまくはなすことができるかな?」など不安に
なることも多いと思います。
これまでの自分のよく知る人たちに、いつ、どんなふうに話そうか?
認知症について偏ったイメージもあるんじゃないか?
知られることで今までの関係が崩れてしまうんじゃないか?など色々考えてしまいためらうこと
もあるのではないでしょうか?
ですが、大げさに準備を整えることも、みんなに打ち明ける必要もありません。
ご本人やご家族の方が話したい、話してみたいと思う人に伝えてみることから始めましょう。
近くの人や周りの人に状況を知ってもらうことで抱え込むことなく、気持ちが少し楽になるはずです。
身近な人へ相談することに不安を感じる場合は、電話相談や地域包括支援センター等で、専門家に
お話ししてみるというのはどうでしょうか?
まず今の気持ちを口にして誰かに聞いてもらう事それが次の一歩に繋がります。
また人によってコンプレックスやストレスに感じる部分は様々です。
もし相談される側になった方は話をされたこと、それ自体が勇気を要る事で心の中にずっしりと重りが
のっているような状態を少しでも和らげたくて話されているかもしれません。すぐ解決しようとしなく
ても良いです。優しく受け入れるように接して下さい。
時々でもいいです。何気ない日常の話を一緒にして下さい。それは専門家の人ではなく身近な人の方が
ご本人や家族にとってストレス解消になると思います。
それもインフォーマルサービスのひとつです!
町内会や自治体でも気にしてみて下さい!地域の皆さんでケアを行うことができるようになると認知症
の方が住み慣れた家で長く生活をしていくことができると思います。
中嶋でした!