列車は結構混んでいた。圧倒的にサラリーマンが多い。
そして、老夫婦。 フルムーンかな?
時間に追われて忙しいサラリーマンが飛行機ではなく
特急のJRに乗って移動する事に少し驚いた。
(そっか)私みたいに岩手に行く人ばかりではないんですね)
席を探しひとまず落ち着いた。
喉を潤し。本を出して、上着をかけ、携帯用のスリッパに
履き替え、後は発車を待つだけ…。
早速、チケットを出しアクセスの予習。
意外と待たずにスムーズに次の便に乗り込めるようになっていた。
さてとお弁当食べるにはまだ早いし…。
本を読んだら寝てしまいそうだし…。
岩手の地図を出しても訳が分からないし…。
メールでもしようかな!
そうか日記、日記と…。
しかし、北海道の3月はまだまだ雪が降る事が多いのですが、
さっき家を出た時、降っていた雪が半端ではなかった。
丁度、家を出る時から駅に着くまでの短い間だけ…。
大きなボタ雪、この時期降る雪は水分を含み重い。
何で雪なの? 信じられない…。
私が旅立つ朝、天気が悪かったのはこの日の朝の大粒の雪と、
四国事件と私は呼んでいる15~6年前に行った四国の旅。
その時はバケツをひっくり返した位の雨に雷が鳴って大変だった。
傘など旅行に持って行くことのない私はビックリ!
千歳行きのバスに乗る頃にはもう止んでいた。
何だったんだろう? 通り雨? にしては降り過ぎ…。
その時、四国に行くなと天が言っているかのようだった。
この日もシグナルを送られているような、かすかに嫌な予感がした。
しかし、今日になって天気が悪いからといって今更キャンセル
は出来ないし、何かあっても列車には乗らざるを得ない。
そんな気持ちで旅立ったのですが、可愛いお弁当と
それを売ってくれたお母さんの笑顔で癒された。
ボーっと外を見ながら
あの雪は何だったんだろうと考えた。
何もなければいいんだけど…。
占いの勉強をしていると、自然がシグナルを送ってくれる事が多々ある。
続く