4月から新しい環境になり、目の前の生活に慣れようと、
自分でも気づかずに気を張っていたり、
頑張っていた子もいるようです。
6月も終わりにさしかかり、日常の生活にも少し慣れてきて、
自分や身のまわりを振り返る余裕ができ、
新しい環境の中で感じはじめた、自分のさまざまな気持ちに気づいたり、
葛藤状態の中にある子もいます。

そういった葛藤を、自分だけで留めることなく、
コスモのスタッフや、一緒にコスモで時間を過ごす子とも
分かち合える時間や関係性が、コスモスクールらしさのようにも感じています。

コスモにいる生徒は、学年も地域も、
学校へ行かない理由もさまざまなこともあり、
みんなが自分固有の課題を自覚しているのかもしれません。

だからこそ、自分ではない他者の悩みや葛藤を
否定することなく、聴ける場が生まれるのかもしれません。

課題はそれぞれで、その課題が解決される過程も、その答えもまた
その子固有のものであることを忘れず、
押し付けず、強制せず、課題を共有しながら一緒に進んでいきたい感じます。