指の具合今ひとつなので1月の山行はフラットな所へ。戦場ヶ原&庵滝か車山&八島ヶ原湿原を狙うもどちらもてんくらC。雪山は控えてハイキングとしよう。トレッキングポールもシングルにしてLEKI出動。これ買ったは良いが息子が高校の富士登山で1回連れてったのみかも。久しぶりに電車で周回コースとするか。『下山メシ』に登場した大野山へ。一晩中マロンは居間と家族の寝室と私の寝床を行ったり来たりでさすがに寝られん。
03:30に起床し髭剃って出発。動物園通りも明るくて星が見えてるのか良く分からない。セブンイレブンで朝食買い出し。酔っ払いに絡まれないように注意しながら駅へ。さて買った朝食は何時食べるのだろう。始発の04:33まで随分あるのに朝帰りの客がぞろぞろ改札を通って行く。京浜東北で東京駅まで移動。コンコースのチェアで朝食。
ホームへの階段からの風が意外と寒い。朝のお勤めは八重洲側のトイレへ。会社がすぐそこなのが不思議な感覚。銀の鈴広場には沢山のベンチ。ここで食べれば良かった。未明の東海道線を行く。川崎駅の発車メロディは「上を向いて歩こう」。乗換の国府津は小百合先輩も出演した『皇帝のいない八月』でブルトレが投降を拒否して出発して行った駅だが、一体どの辺りにあるのか知らない。寝過ごさないか気が気では無い。大磯を過ぎる頃にはもしかして小田原より先なのか?と。無事御殿場線に乗り換え。メロディーは「みかんの花咲く丘」。2人用ペアシートと4人用ボックスシートと変換できるのかぁ。富士山は北側かと思い右側のボックスシートに座り背もたれを引いて2人用に。左側の車窓に箱根や富士山登場。全然地理が分からない。単線でローカル線っぽいが先ほどまでの東海道線より揺れが少ない。今のうちに靴の紐を締めようとして気づく。ボックスシートのままの方が広々使える。誰もいないボックスシートに移りゲイターまで装着完了。山北駅では北側にいかにも牧草地らしい稜線。あの辺りまで登れば良いのか?楽勝。ところがここから谷峨駅までが結構遠い。歩く距離も長い?谷峨駅で車掌さんに切符見せるよう求められパスモはダメとな。列車の発車を待たせて証明書を書いてくれる。御殿場線はJR東海さんなのか。大変申し訳ないことをしました。車掌さんに平謝り。(証明書の写真撮れば良かった)
谷峨駅は可愛らしい駅舎。無人駅で切符の自販機も無いけれどトイレはある。乗る時はどうすりゃいいんだ?先行の2パーティーはさっさと出発。ザックを整えて案内板に従い跨線橋を渡るが道が分かりづらい。低山だとこう言うことが多い。YAMAPの地図を大判のホルダーの入れて来たけれどこれでも粗過ぎる。北に延びるハイキングコースにもう人影は見えない。他にもハイキングコースがあるのだろうか。里山にゆっくり入線する電車の音だけが響く。東名高速の赤い橋げたの上は猛スピードでクルマが往来しているはずだが。
ワンちゃんの散歩を終えたオジサンが軽に乗って去って行く。山里独り占めも悪くない。吊り橋はハイカー向けに“最大10人、道路も作業用車両が通行するので左側1列で”の注意書き。
シーズンには沢山のハイカーが訪れるのだろう。“大野山付近で熊が目撃された”との表示。ポール出そうか迷う。暫くグネグネの急な舗装路を登る。富士山が綺麗。
消防車のサイレン。最近は熊に加えて山火事も怖い。愛しき扇山は大丈夫だろうか。こじんまりした登山口が良い。
いつの間にか土の道になっている。鹿よけのゲート出現。右手にもしっかりしたルート。どっちが大野山?スマホを見ても迷う。メジャーなコースだとこう言うことはあまり無いのだが。ゲートを抜けて少し移動してみてスマホで確認して前進。今日はゆっくり歩いても誰も追いついて来ない。電車コースは良いなあ。静かな山旅だ。由来が良く分からない頼朝桜から林道。
次のハイキングコース入口に駐車スペース。クルマが1台丁度到着。こんなアプローチもあるのか、ずるい。トイレに更衣室まで完備なのでマイカーでも来てくださいと言うこと?
てくてく進むとどこからかトンビの声。海が近いからかなとも思ったが、宮沢賢治記念館から新花巻駅まで歩いた時も上空をトンビが舞っていたのを思い出した。鉄塔と富士山。
駐車スペースから登って来られたのはしょっちゅう来られている地元の方のよう。無人売店でジャムぐらいなら良いかとも思うが重くなるしな。休憩所まで15分の標識。振り向けば枯野の先に相模湾のきらめく波光。
ススキの道を進むと白き富士の嶺と愛鷹山が美しい姿を見せる。
そして金時山が立派。こりゃ絶景かな。休憩所≒頂上かと思いきやまだ登らねばならない。大きな電波反射板。向き先はどの辺りなのかしら。そろそろ山頂かと思わせてからまた暫く平坦な舗装路。山頂とうちゃこ。

何と言う開放感でしょう。芝生の向こうに小田原の町と相模湾。美ヶ原も素晴らしいがここは富士山、丹沢山塊、駿河湾、箱根が遮るものなく同時に見渡せる。眼下の工事は新東名か。左手の草原が『下山メシ』に登場した「薫る野牧場」か。牛が数頭歩いている。オーナーは柳ゆり菜さん似なのかしら。北側の眼下には丹沢湖。
あんな立派なダムだったか。PEAKFINDERで昨年お世話になった檜洞丸を同定。
お社に下山までの安全を祈願。傍らの木は桜かな。富士と海が両方見えるテーブルに陣取りランチタイム。富士山に少し雲が掛かってきた。風下に向かって座るのと北風を前から受けて背に太陽を浴びるのとどっちが暖かいのかな。ま、日本一の富士山が優先でしょう。あんぱんマンパンはストロベリー味も中々美味い。ポットの湯をコッヘルで再加熱してカップヌードル。
モンベルのインナーグローブでは悴むのでブラックダイアモンドで食すがさすがに箸は握り辛い。皆それぞれのベンチで休憩中。ハイキング気分満点。体が芯から温まる。もう一度景色を堪能してから「よし、下山しよう。」
出発して5分のところに駐車場出現。トイレもあるが1台も止っていない。ここまでクルマで来るのは野暮なのかも。でも、これなら家族を連れて来ることもできる。イヌクビリの案内板。地蔵岩コースはクルマが通らない山道とな。丹沢湖方面は道が狭く一部危険だそう。地元に住んでいれば早朝から登り始めて抜けられるのだろう。羨ましい。当然地蔵岩コースへ。薫る野牧場入口。
観光農場ではなく『山・森林で働く』で読んだところでは乳牛が8頭(+子牛が生まれたばかり)の山地(やまち)酪農家さん。都会からこんな近くで何と見晴らしの良い牧草地なのでしょう。牛君たちも幸せであろう。電気牧柵に沿って南に向かって下る。トンビ(トビ)?が2羽優雅に滑空中。徐々に東に飛び消えて行った。タカとトビとワシはどう違うのだったか。登りにもあった“東京スカイツリーと同じ高さです”看板。
何と言うサービス精神。下からシニアの男性が登って来られる(自分もシニアか?)。
この急な階段は下りでは結構膝に響く。牧場にお別れし暫く下ると高圧鉄塔。どうしても真下に行きたくなるのは『鉄塔武蔵野線』のせい。
東西どこに向かって伸びているのだろう。(自宅で調べたところ田代幹線里線154kVっぽい。https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1Aa-mVinaIXmiPeR_FFpVLQTY2DDLv9WJ&shorturl=1&ll=35.377375036128186%2C139.05922500450149&z=20
)真下から見上げると見晴の父ちゃんの言うとおりパワー貰えそうな美しさ。このルートの主役のお地蔵さまに到着
屋根が付けられ大切にされています。ここまでの無事と絶景に感謝。登山道に戻った所にあるお地蔵さまの標識も可愛らしい。

林道に出て暫く行くと共和のもり炭窯。
炭焼きには随分時間が掛かるようだ。ファンクラブに入れば体験もできるのかしら。ソロガールが足早に抜かして行く。そう急がずとも・・・。そろそろ富士山ともお別れ。
旧共和小学校、今は共和のもりセンター。体育館からは武道の声が聞こえる。校舎の向こうに見える薫る野牧場。
曲がった先に茶畑!お隣は静岡県だものな。
登山口には丹沢クリステルと丹沢キャサリン。
昔は大倉尾根の辺りでハイカーを迎えていたそう。(https://montrek55.com/tanzawa_sisters/)ガチャガチャで姉妹の缶バッチもゲットできるようだ。神奈川県では明神ヶ岳でも檜洞丸でもハイカーに楽しんで歩いて欲しいと言う地元の方の強い思いがヒシヒシと伝わって来る。
東名高速下りはノロノロ運転。もしかしてこれが都夫良野トンネル名物の渋滞か。大野山入口の先、東名高速が上空で交差。ここから上下線が左右入れ代わる不思議な場所。この手前で右に迂回しないと“つらい時が登り坂 日本で1番山の中のボクシングジム“(青年小屋のような謳い文句)を見に行けばよかったが忘れた。舗装路が続くと富士山用に購入したキャラバンを捨てずに取っておけばよかったと思う。あのソールの柔らかさは魅力的だった。防水は低下していたけど雨の心配のない日なら・・・。国道に出てトンネルを潜ると川村関跡。箱根関所の脇往還だったそう。樋口橋を渡る。もしかしてこちらが旧道?「洒水の滝」「川村城跡」の標識。御殿場線の沿って東へ。時代を感じさせる跨線橋。前方に幟が見えたような・・・幻覚?さくらカフェに到着。梅が咲いている。
薫る野牧場のソフトクリームテイクアウト450円也。
駐車場もありワンちゃんもOK。看板犬のさくらちゃんがお客さんのワンちゃんに吠えるが私がお出でお出でするとやって来てすりすり。カワユイ。トニーくんに似てる。ソフトをしゃぶりながら駅へ。“山北“って何か京都を思わせるいい響きです。駅前はレトロな建物で落ち着いた街並み。
上り電車は丁度行ったばかり。ザックを整理し松田まで190円の切符を買う。さて1時間の自由。駅前散策と行きましょうか。レトロな建物にレトロデザインのバス。北側の斜面に見える東名高速下りは依然ノロノロ。
鉄道資料館鉄道資料館にはプラレールや子供のおもちゃっぽい物も。写真は歴史を語っている。
元は東海道本線。転車台もある大きな機関庫も有ったようだ。旧東海道本線だったプライドと愛を感じます。オジサンが机上の資料を整理しているけど話し掛けたら長~くなりそうなので退散。後で調べたら転車台は東西に二つも有った程、戦時中に不要不急線に指定されて単線化され、レールなどの資材は回収されて他の路線の建設に転用されたとは何とも悲しい歴史。12:40にホームへ。
有り余るホームの先、線路脇の公園にD52。親子連れが楽しんでいる。平和そのもの。
到着した列車は結構混んでいて座れない。しかも東山北駅で高校生がどっと乗り込んできて車内奥に押し込まれる。こういう時は幾つになっても心配になる。松田駅で上手く降りられるかしら。さっきは一番前のドアしか開かないと放送があったし。果たして松田は小田急への乗り換え駅でもあり沢山降りる。ドアも全部開くことができたのでした。ザックを担いだ人たちが足早に出口に向かう。もしかしてモンタナ狙い?んな心配は無用でした。改札を出てすぐ右手にモンタナの看板。
階段を昇ると入口は意外にも自動ドア。「お好きな席にどうぞ」志田未来さんの席にしたいがかたせ梨乃さんの窓際の席の魅力には勝てない。
フードは迷わず“スパゲティーナポリタン” 800円。ドリンクはさすがに“メロンジュース(牛乳)”とは言えず“レモンスカッシュ” 600円。かたせ梨乃がやっていた釣り。駅から出て来た人と確かに目は合いそうだが私では・・。
ナポリタン到着。確かに懐かしい味。ミートソースは混ぜてない、ナポリタンは混ぜてある、と言うのが進学塾時代の認識。志田未来さんはさすが役者で超美味そうに食べたもんです。粉チーズ掛け忘れて一気に平らげてしまった。カップ味噌スープも美味。後ろの席のシニア男1人女3人もナポリタン。シダンゴ山とロウバイの帰りのよう。道を間違えて遭難しかけたとか。芋焼酎でほろ酔いなのかナポリタンはトマトが少ない!?だの文句が多い。ロータリーに山北駅で見た循環バスぐるりん。もしかして1時間待たずにバスでも移動できたのかしら。御馳走様でした。土産物屋をググっても見つからずロータリーを一周して煎豆屋を発見。偉く愛想の良い店員さん。
お土産は特産の落花生とピーナッツせんべい。JRでモバイルスマホの復旧してもらい1,980円也。小田急は爆睡。代々木上原から千代田線は座れず、電車山行だとこれが辛い。帰宅して荷物を整理していて牛乳、甘酒を飲み忘れていた。山頂まで担いでしまって草臥れ損。でも最高のハイキングコースでした。
2026年 1月24日(土)
03:30 起床
03:55 自宅発
04:05 セブンイレブン上野公園前店 6℃
04:33 上野駅発
04:50 朝食
05:10 9番線入線 東海道線沼津行10両編成
05:20 東京駅発
06:32 国府津着
06:35 発 御殿場線静岡行5両編成
07:04 谷峨着
07:17 発 2℃
08:11 都夫良野頼朝桜
08:27 十字路
09:09 大野山山頂着 3℃
09:50 発
10:00 駐車場トイレ
10:04 イヌクビリ
10:47 鉄塔
10:50 地蔵
10:55 炭窯
11:00 共和のもり
11:12 大野山登山口
11:30 大野山入口
11:45 さくらカフェ
11:50 山北駅着
12:53 発
13:02 松田駅着
13:05 モンタナ着
13:40 煎豆屋新松田駅前店
13:44 新松田発 快速急行新宿行
14:57 代々木上原着
14:59 発 千代田線我孫子行
15:35 自宅着