中1の林間学校で入笠山に登った時からいつか行ってみたかった守屋山。当時学校で配られたハイキング地図は調査・執筆が白旗史朗とは贅沢なのに当時は390円。
『そこ山』で守屋山にスズタケが咲いていると知り梅雨の晴れ間を縫ってトライ。
『ラジオ深夜便』第3火曜日の「夜ばなし歌声喫茶」。案内役の昭和49年生まれの歌手・芸人のタブレット純さん、昭和58年生まれの齊藤佳奈ディレクター、昭和28年生まれの工藤三郎アンカーの3人の掛け合いが楽しい。『涙そうそう』はいい歌です。森山良子さんが早世したお兄さまへの思いを歌詞に込めたものだそう。“晴れの日も雨の日も笑顔“。深夜便アーカイブスは工藤公康さんの「勝利を導くメモ」(初回放送2026.2.19)。野球教室と農園かぁ。いつか私も畑の生き物に触れられるようになるだろうか。深夜便特集の予告。「思い出の山、こころの山」のお便り募集。テーマは「山で聞いたあのことば」。これは応募するしかない(6月30日(火)の午後11時台、翌日午前0時台)。初狩PAで休憩して八ヶ岳SAに到着。おにぎりを一つ食べて仮眠。最近はクルマでほんとに良く眠れる。シュラフ一枚で丁度良い気温なのだな。
『マイあさ』今日は何の日。沖縄返還協定、ウォーターゲート事件・・・。『大統領の陰謀』のレッドフォードとダスティン・ホフマンカッコよかったなぁ。美女も拳銃も出て来ない超お堅い映画だったが、凄いインパクトだった。『追憶』と二本立てだったような(因みに『明日に向かって撃て』と『スティング』も二本立てで見た。ギンレイホール?)。誕生日の花と花ことば。タイサンボク(モクレン科)「威厳 自然の愛情」。
諏訪ICで降りて北上。杖突峠は大型トラックが猛スピードで迫って来る。燃料節約もあり減速したくないのだろうな。峠の茶屋の駐車場は誰もおらず、トイレは利用できる。
登山口駐車場に到着。上段の入口近くに北西向きで止める。先行のミニバンはご主人がクルマの外で奥方の準備を待っておられるよう。
脇にメガソーラー。やはりちょっと興覚め。雲は多いが青空も。Windy先生だともっとクリアになるはだったけど。
出発。Googleマップでは登山道はメガソーラーを縫うように伸びているのかと思ったが、見えないように配置されている。「守屋山登山道」の標識が頻繁に現れる。ヤマレコのスタート忘れに気づきスタート。最近ログに拘らなくなってきた気がする。辛うじて「長谷部アジア公園」と読める看板????並行するように登って来る林道に出る。「長くも短くも息が絶えたらその時の宿命 尾崎一雄」???“身近に迫る死を見つめることで、自然や生き物への観察眼を深め「虫のいろいろ」や「美しい墓地からの眺め」などの心境小説の名作を生みだし“。少し進むと左側の登山道に下り始める。
帰りは最後にこの登りかぁ。切り株に小枝で “6/17“の表示。ほほう、今日最初に登る方がリセットするのかぁ。
そう言えば森永の小枝は今もあるのだろうか。CMのナレーションは小森のおばちゃまだった。少し木道。沢には「あまごを保護しています 優しく見守ってね」バチ抜けさんだったらさぞ寄り道したかろう。
「中州小」の看板。麓の小学校だろうか。登り返すと水吞場山荘。“ようこそ守屋山へ“。
「花の百名山」だったか。諏訪はエプソン発祥の地。整備された気持ち良い緑の広場に真新しいトイレ。小休止。諏訪社にご安全を祈願していよいよ登山開始。
青空が広がり始めた。優しそうな木彫りの熊さんがいってらっしゃい&出没注意!
今日はホトトギスの声だけが響く。日光で大合唱していたハルゼミはいないのかな。南に向かって登りばかりが続く。踊り場は無いんかい。地味にしんどい。“がんばれ ここは胸突き八丁“の看板。あと10分。
稜線に出るとスズタケの芽が少し現れる。間に合ったようだ。”急用で“休暇取って来て良かった。東峰到着。朝の雲では百名山33座はとても無理でしょうなと思ったが視界が広がると結構見えている。いきなり槍穂。
手前のピラミッドは常念か。ズームすると劔や鹿島槍、五竜、白馬までも見えている。
車山のレーダードーム。高ボッチ高原の巨大なオブジェは工事中の電波塔か?ここからだと北岳より甲斐駒と仙丈岳の方が高く見えるではないか。
左手のなだらかでアンテナのある辺りが我が心の入笠山。シルエットの八ヶ岳の手前に漂う雲の輝き。
中央アルプスがもうちょっと顔を出してくれるとありがたいが、この景色を独り占めとは!が、よーく見ると中腹にメガソーラー。
西峰に向かって出発。
傍らのアヤメの向こうに雪を頂く北アルプス。
守屋神社奥宮の社には紫色の花。Googleレンズだとブランル?!どこから来たの君。
らくちんな稜線を進む。そしてお待ちかね。
おやおやみんなここに集まっていたのね。スズタケの群生。全体的に地味な子たちですが、花は不思議なシェイプ。
トウモロコシの髭のようでもあり。きらびやかでは無いけれど、生きている間はここではもう会えないと思うととても尊い。生命って不思議。どうやって120年数えて待つのでしょう。“表の年”と“裏の年”とか、縞枯現象とかなら何となく理屈は分かるのだが。彗星の周期のような物理法則に則っているとも思えず。
暫くは両側に目移りするほど続く。カメラに収めるのは中々難しい。細い枝の先で揺れる小さき花。背景が緑でも青空でもスマホのディスプレイでは正確にピントが合っているのか確認するのは老眼には厳しい。心に焼き付けて行こう。その先で“元気になる木”。
根元に観音様がおわすパワースポットのようだ。山頂を結ぶスズタケの散歩道。確かにここは一見の価値あり。50年間気になっていた守屋山。雪山の足慣らしで計画したこともあったが、この季節に来て良かったぁ。群落が終わり西峰へ。コンクリ造りのラビットハウス。万一の時は心強い。
そして前方の青空に突き刺さる山頂標識。
標高1,651m。いやー良い天気になりました。八ツ、北中南アルプスが満遍なく見える。御嶽も辛うじて見える。
これは天気チョイス大正解です。Windey先生ありがとう。

そして諏訪湖と町、霧ヶ峰に向かって真っすぐ切れ込む谷が上諏訪の町なのか。


北岳を眺めながらベンチで休憩
。昨日の昼休みに買い出ししたチョコチップスティックをかじる。夕方態々赤札堂に買い足しに行ったカップヌードルは水吞場に取って置こう。登山口から東峰まで思ったより長かったな。そろそろ出発。ラビットハウスの中を覗くと壁に“山は命の母”の言葉。確かに。
帰路もスズタケ撮影会。動画も撮る。スマホより簡単に焦点が操作できるカメラを買おうかな。




八ヶ岳の右奥は茅ヶ岳辺りであろう。東峰を越えて胸突き八丁も知らぬ間に通過。登山道に排水溝を掘る方々。ありがとうございます。「速いですね」草臥れてきて重力任せで下ったいた。そう、そう、もっとゆっくり森を味わいましょう。水吞場山荘に到着。諏訪社に御礼参り。
草刈りの方々が休憩中。トイレを拝借。チップ制だが霧ヶ峰で盗難があり協力金入れは暫く撤去とは世も末です。
近くのテーブルの方に登山道整備のお礼を申し上げると、自治体ではなくボランティアの方々だそう。「11時になったらトン汁作るので良かったら食べてって」とのこと。う~ん、あと1時間か、しかも下りだし。このまま皆さんの作業を眺めてるのも何だし、ましてやカップヌードルなど食えない。お気持ちだけ頂いて出発。(今にして思えば手伝えば良かったのだ・・・・。)切株カレンダーを一瞬6/16にして撮影。
脇道にひっそりと咲く真っ赤なクリンソウに暇の挨拶。
林道の向こうから一男三女パーティー。
「スズタケ見れましたか?見つかりますか?地味ですか?・・・」
いかにも調子の良さそうなおじさん。
「東峰と西峰の間に結構咲いてます。地味だけど尊い。」
「120年後ですもんね。でも、おとうさん、また見れるんじゃない?元気そうだし」
(いやいやあんたこそ(50年前の)美女を3人も連れて元気過ぎるでしょ。)
登山口に到着。本当によく整備された登山道でした。ありがとうございます。駐車場は程よく埋まっている。ソーラーパネル脇のフェンスで一生懸命鳴くホオジロ?装備を解いてミルクと甘酒一気。
ナビに高遠城址と本金酒造をセット。高遠から諏訪は伊那谷経由かと思いきや杖突峠を戻る指示。いざ高遠へ。途中、“中央構造線板山露頭”の案内標識。帰りに寄ろう。花の丘ループ橋を登ってローズガーデンへの道を分ると高遠城址公園に到着。
花見の時期は混雑していてとても駐車場に入れなさそうなので敬遠してきた。今日は暑い。ひと家族が同時に到着。前後して園内散策に出発。広いし堀も深い。立派な城だったようだ。
桜の季節は見事だろうな。高遠城の戦いから続く勝頼の最期を想う。高台から雲を被った中央アルプスの雪渓が見える。もしや?Peakfinderで見るとやはり木曽駒、伊那前、和合岳の辺り。
駐車場に戻り自販機へ。Dydoのコーラなんてあるのね。板山露頭へ。獣除けゲートを自分で開けて駐車。
登山道より怖い。熊鈴付けてポールも1本持って出発。ドキドキしながら先ず露頭へ。

ワオー、くっきり色が違う。内帯と外帯にタッチ。
解説図を見ると守屋山は入笠山のすぐ隣だけど南アルプスではなく中央構造線を挟んで伊那山地。だから山と高原地図に無いのかしら。咳払いしながら林道を進み殿宮神社へ。展望スポットからは杖突峠まで構造線を見通せる。
いつか日本はここから裂け始めて沈没するのか。悲しい。
構造線に沿って伸びる国道152号を戻る。登山道で挨拶したミドルパーティーが峠に向かって歩いて行く。峠まで飛ばすクルマに怯えながら舗装路を戻る計画にしなくて良かった。(乗せてあげても良かったかな。)『ゆるキャン△』の杖突峠の茶屋は定休日。
ゲートの手前から蓼科、車山方面を撮影して巡礼とする。
諏訪の町に下ると交差点の向こうに大キレット。
諏訪盆地からこんなに近く見えるとはびっくり。『君の名は』の立石公園は平日の昼間なのに駐車場ほぼ満車。巡礼ご苦労なこってす(自分もか)。ここから見る諏訪湖は確かに糸守カルデラ。
120年振りのスズタケ、1200年周期のティアマト彗星・・・。『いま、会いにゆきます』の聖地でもある。タイムスリップ物にはホントに弱いオヤジ。ペアが並んで糸守湖を眺める姿を後ろから眺めるだけで癒される。展望台の上の時計塔。足元を見ると巨大な日時計になっている。
確かに13時20分ぐらい。諏訪精工社を興した服部氏が寄贈されたそう。北アルプス、鉢盛山、可愛らしい霧訪山、頭だけの御嶽山、経ヶ岳、守屋山、入笠山・・・。

杖突峠の茶屋バイバイ。
それではお土産を買いに行きましょう。セブンイレブンへ。入口で女子高生が飲む?食べる?吸う?クーリッシュが冷たくて美味そう。ななチキを買って本金酒造へ。男性客が店員さんと会話中。「今日は半日熊と一緒でした。ずっと前を歩いていましたよ・・・。」「え~っ?!どちらで?」思わず訊いてしまう。上高地だそう。恐ろしい。酒粕サブレと酒粕ケーキを買う。
コンビニに戻りななチキを食す。平日に販売しているか分からないけど峠の釜めしを目指して諏訪SAへ向かいながら、帰りに息子をピックアップして行くかLINEで質問。17:00頃希望とのことなので少し余裕ができる。んだば湖畔でも見に行くかと走っていると「御城裏」の交差点。左を見れば立派な天守が聳えているではない。寄って行こう。高島城は日本三大湖城だそう。諏訪は何度も訪れて来たがこんな立派な城跡があるとは知らなかった。
1階には大河ドラマ『武田信玄』のポスター。
超懐かしい。湖衣姫を演じたふくよかなお顔の南野陽子さん。勝頼の母上だったよな。だから「心で榊を見よ」と。竹田凍湖氏の写真が在りし日の高島城へ誘う。展示も充実している。豊臣時代の城か。天守から四方を眺める。守屋山と富士山。
先ほど訪れた立石公園。今は諏訪湖まで500m以上あるが築常時は湖面に突き出していたらしい。
大満足。入館料500円は安かった。最後にお濠を一回りすると東側の市役所に見覚えが。
家族で白樺湖近くのペンション(オーナー制作の食堂に飾られた大名行列の切り絵が見事だった)に泊まった後、台風の中、諏訪に下ってこのロビーで次の宿探し、結局ダンデライオンに頼み込んだ日の記憶が蘇る。
池ノ平ファミリーランドで水路ボートに乗ったり切り絵美術館で英幼稚園の先生方にお土産買ったり諏訪の大名時計博物館を見たりしたのは同じ日だったのか思い出せない。とにかく幸せだったな。玄関を出ると今日の誕生日の花「泰山木」。
クルマに戻り一応荻野屋諏訪IC店を調べると土日のみ営業。ダメ元で諏訪SAのスマートICへ。上り線入口からはSAに入れずUターン。下り線入口にトライして入れたら方向間違えたことにして出て来よう(この半年で二度もICを下り間違えたので胆が据わった)。幸い下り線でもお土産に峠の釜めしならぬ諏訪湖限定“湖畔の釜めし”をゲット。200円高いけど家族得点のため止む無し。そう言えばこのおじさん3月に上り線で売り切れにしてくれた方のよう。「前回は私の前のお客さんで売れ切れてしまって・・・」「それは申し訳ありませんでした。」スマートICを出ると無料でラッキー。登り線に入り直して東京へ。諏訪の辺りからも赤岳と阿弥陀は重なっている。
トンネル渋滞前に釈迦堂PAで休憩。山火事に見舞われた扇山。高速を走っていると傷跡は分からない。
息子を拾って帰宅するとマロン大喜び。ほぼ発狂ぺろぺろ。“湖畔の釜めし”のお肉は鳥ではなく牛。中々美味でした。
あっ、職場のお土産買うの忘れた。
2026年 6月17日(水)
23:00 自宅発 23℃
23:15 ファミリーマートホテルマイステイズ御茶ノ水店
00:30 初狩PA
01:27 八ヶ岳PA 17℃
02:00 就寝
04:45 起床 19℃
05:25 発
06:00 杖突峠 15℃
06:05 杖突峠登山口駐車場着
06:30 発 19℃
07:13 水吞場山荘 16℃
07:50 東峰山頂着 22℃
08:30 西峰山頂着 26℃
08:57 発 22℃
09:50 水呑場山荘着 22℃
10:20 登山口駐車場着 23℃
10:48 発
11:17 高遠城跡
12:00 中央構造線板山露頭 28°
13:15 立石公園 30℃
13:40 セブンイレブン諏訪2丁目店
13:46 本金酒造
14:40 高島城発 33℃
15:05 諏訪SA 荻野屋(レシートはホテル紅や)
16:02 釈迦堂PA 29℃
18:49 GS
19:05 自宅着
458km