夢のお告げ大海の導き手たちとの旅路  不思議な空飛ぶ島々 | おっさんと花ちゃんの宇宙は源・お好みソース

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宇宙とこの世界の源に繋がる時
花ちゃんとあなたが自分のあるがままで
自由に大好きを表現して生き始めるとき
本当に望む世界を創造する
それは魂の喜びで拡大と成長


 

虹の橋を

 

 

キラキラと美しい虹のしぶきをあげながら

 

 

渡りる二匹のシャチと私

 

 

 

その間も眉間を何かの棒でぐりぐりと押されるような感覚を強く感じていました。

 

 

やがて・・・

 

 

虹の橋は対岸の海へと終わりを迎えるころには

 

 

眉間の圧迫感も

 

 

誰かに見られている感覚も

 

 

どんどん薄れてきました。

 

 

そして、虹の橋を私たちが渡り終えた瞬間

 

 

 

後ろを振り返ると・・・

 

 

さっきまであった虹の橋も

 

 

二つに割れていた海も

 

 

無くなっていました。

 

 

まるで何もなかったかのように・・・

 

 

 

シャチ達はそんなことはまるで気にせず、

 

 

更にどんどん泳いでいきます。

 

 

途中、沢山の島々の間を抜けたり・・・

 

 

その中にはとても不思議な光景の島も見ました。

 

 

海に浮いているのではなく

 

 

空中に浮いている島々・・・

 

 

島と島の間には虹がかかり

 

 

沢山の美しい鳥たちが行きかっている姿も見えました。

 

 

その姿はこの世界ではけっして見ることが出来ない美しい鳥たちでした。

 

 

 

眩いばかりの光を放ちながら飛び交う美しい鳥たち

 

 

その優雅に飛び交う美しい姿に心が熱くなりました。

 

 

そして、心が熱く何か満たされてきた瞬間

 

 

二匹のシャチ達の模様も色も変わったのです!

 

 

まるで私の心に反応しているかのように・・・

 

 

 

横を泳いでいる小さいシャチを見ると

 

 

目が嬉しそうに笑っていました。

 

 

 

 

更にシャチ達は島々の間を流れるように泳でいきます。

 

 

 

美しい花が咲き乱れている島

 

 

その島々からは美しい花の花びらが渦を巻いてひらひらと

 

まるで何かのリズムに合わせて踊る様に舞っていました。

 

 

 

 

またある島々からは滝のように海に水が流れ落ちていました。

 

 

その滝の流れを溯る様に小さな魚がジャンプしながら

 

 

勢いよく登っていく・・・

 

 

そして上までたどり着いた魚たちは

 

 

きらりと光り、まるで魔法でもかけられたかのように

 

 

姿を小さな羽根が生えたドラゴンになって、島の中に消えていきました。

 

 

 

しばらくの間は、そんな島々の不思議な光景を見ながら進みました。

 

 

 

そして、島々の姿が少なく・・・

 

 

あたりに見えなくなって来た時

 

 

 

甘くうっとりとすりょうな香りがあたりに漂ってきました。

 

 

 

その香りはこの世では嗅いだことが無い香り・・・

 

 

でもその香りのことを私は嗅いだことがあることを知っていました。

 

 

それはとても遠い過去の記憶の中に・・・

 

 

 

それを思い出そうとしばらく目を閉じて

 

 

どこでその香りを嗅いだのかを思い出そうとしました。

 

 

そして、あと少しで思い出しそうになった時です。

 

 

 

大きな水の爆音が聞こえてきました。

 

 

目を開けて・・・

 

 

目の前に見えた光景・・・

 

 

 

それが何なのか!?

 

 

分かるまで少し時間がかかりました。

 

 

それがはっきりわかった瞬間

 

 

身体がギュっと締め付けられるように固くなりました。

 

 

 

 

 

 

その瞬間にシャチ達の身体の模様も色も今までとはまるで違う

 

何か恐ろしく奇妙なトゲトゲとした模様と色に変わったのです。

 

 

 

 

目の前にあらわれた光景は・・・

 

 

 

 

信じられないぐらいに大きな・・・

 

 

とても大きな・・・・

 

 

 

 

大渦潮が物凄いスピードと爆音で

 

 

周りの海の水全てをその中心に巻き込み


吸い込んでいたのです!




全てを海の底に引きずり込み

 

 

 

巻き込まれたら永遠に上がることが出来ないだろう。。。

 


そう思わずにはいられない、渦を巻き続ける大渦潮に


その光景はあまりにも恐ろしくて・・・


恐怖を心の底から感じた私



嫌だ!行きたくない!
 

 

強く心でそう思ったのです。

 

 

 

そしたら・・・・

 

 

 

続きます。