◆永久保存版・映画レビュー エル ファニング「ガルベストン」場数を踏んだお嬢さん必見!!
◆永久保存版・映画レビュー エル ファニング「ガルベストン」場数を踏んだお嬢さん必見!!
邦 題 ガルベストン 2019年リリース
原 題 GALVESTON 2018年リリース
原作小説 ニック・ピゾラット 逃亡のガルヴェストン (2010年)
主演 ベン・フォスター
エル・ファニング
俺流評価 ★★★★★
全国1000万の"エル・ファニング"ファンの皆様、大変お待たせいたしました ! !
エル・ファニング初、渾身の汚れ役への挑戦です!
19歳の少女が知った初めての恋は_____________あまりにも未経験過ぎて、あまりにも遅すぎて、あまりにも儚過ぎ・・・
もうなんでしょう。カテゴリーはスリラーとして扱われていますがエル・ファニングファンの私としては、恋愛小説を読んでいるような・・・純文学を読んでいるような心持で眺めることが出来ました。
当然、★五つ。
海外の批評家の評判はどうなのよ? 気になった私はチョイと調べてみた処、10点満点中6.5ポイント。批評家支持率71%というから、★3.5~4つレベルと観ることが出来るのかな?
高評価だよね。
監督の演出手腕の冴えがクローズアップされているんだけど、キャスティング。
これはキャスティング。マッチメイクが奏功したことは見落とせない。
性格俳優のベン・フォスター
そしてエル・ファニング
一見、この妙なる取り合わせが、物語を深くしている。
批評家たちは、スリラーという目線からご覧になられているようなのだが_____________________。
エルファニング(劇中・ロッキー)の目線から眺めた時は、ラブ・ストーリー。
それも極上に儚いラブ・ストーリーだ。
泣けるラブ・ストーリーの1本として、場数を踏んだお嬢さん方にも、是非お勧めしたい一本 ! !
号泣ではありません。
気付くと、涙が一筋・・・・・・・・頬を伝うという泣き方。
何かが・・・エンディングではきっと何かが"お嬢さん"達の中に爪痕を残してくれるでしょう。
うーん・・・旦那さんや、子供さんがお留守の時に、ウイスキーやバーボンをロックでチビリとやりながら観ると、ため息がパープルに色づいているのが感じられるでしょう♬
一人観が合う映画だよね~
場数って・・・・・・例えばどの程度かって ?
ここで言うのは濃密さも含めてってことで_____________。
そう________________。
バーボンをちびりとやりながら、うつむき加減で、下顎から髪を引き上げるしぐさが似合うお年頃であり~、ベルベットの質感を内向きとしながら、優しく包み込んだ思い出を、お墓まで持ってゆくと決めた、あなた達ステキなお嬢さん~ということで。
あくまで主観です(笑)
ベン・フォスターをベースにおいた眺め方をするのであれば、サスペンスとしては凡庸なストーリー展開ではあるんだけど、脚本がその凡庸さを打ち消しながら、ストーリーが砂漠化することを打ち消しているのが印象的だった。
「あの時、俺は死ぬべきだった」
そんな十字架を背負ったまま、20年の時間が流れる。
はからずも、男の死に場所は嵐の予報が運んでくれた。これ以上ない美しい記憶と共に。
いや、この映画、原作を読みたくなったね~
映画化の段階で、ひと悶着あったようで・・・原作を読んでないのでわからないが、どうやら雰囲気的には映画の方が少しセンチメンタルに振れていたことが原因かもしれないね。
私はその方が美しく観ることが出来たんだけどね。
監督のメラニー・ロランが・・・エル・ファニングのファンなんだろうなぁ。
フィルムのそこかしこにエル愛が覗く。
いや、ステキな映画を観ることが出来ました。
アマゾンプライム________________Good Job ! !
~了~
おかげさまで___________________。