◆4月の修学旅行延期で調整~オリンピック延期の合理性
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200317/2020006811.html
◆4月の修学旅行延期で調整~オリンピック延期の合理性
既に、2月の時点で、ここでも書かせて頂いていますが、こうなるわけですね。
春の修学旅行シーズンは、4月の連休前が最初の走り。
その後、5月の連休後が本格化~という流れです。
先行は、このタイミングが催行の可否決定のデッドエンド。
"手仕舞い"前には、各方面に通達を出さなければならないのは当然のことですが、ここに至る前には、概ね中止延期の方向で調整がついていたと観ることが出来るでしょう。
あとは、リリースのタイミングということだけだったのかな。
課題は、旅行会社の仕入れ先の体力ということになります。
特に、体験型民泊・農村漁村体験宿泊施設の場合は、体力が脆弱です。
個人の施設を団体という窓口を通じて提供しているだけですですから、維持にかかる費用も限定的ではありますが、こういう小さい施設の場合は、一つ一つの仕事が生活と密接に結びついていますから、途端に立ち行かなくなる可能性も見逃せません。
従って、行政には、出来るだけ早いタイミングでの支援窓口を広げて欲しい処。
宿泊施設に限らず、食事施設も個人資本のケースが多いですから、この修学旅行が延期になるというのは、なんとも痛手です。
先日書きましたが、観光バスや、添乗員、バスガイド、現地の案内ガイドなども厳しい状況となるでしょう。
旅行業界には、五月の連休明けの催行可否決定を、なるべく早いタイミングで、事業者に通達してあげて欲しいものです。
結果、今から金融対策をはじめとする、リスクを取る動きにシフトすることが出来ますから。
また、JATAなどが主導し、かく旅行会社のクーポンコミッションの減額、送客手数料の減額をはじめとする、協定機関の支援措置も可視化して欲しい処ですね。
送客先、協定機関あってこその旅行業界です。
手厚い保護を求めたいところです。
どの道、こうなることは関連事業関係者は、誰でも分かることですから
リスクへの対応スピードを上げることへ注力して頂ければ、被害は最小限に抑えることに結び付くでしょう。
頑張ってほしいですね。
◆オリンピック(東京五輪)延期の合理性
さて、このところクライアントさんをはじめとして、関係者や友人と話す際に、オリンピックの開催に関する考え方を聞かれることがとても多くなっている。
当然の様に、オリンピック委員会とは何の関係もないわけだが、ここの過去ブログを読んで頂ければご理解頂けるように、IOCでありオリンピックの性質に触れた原稿が少なくないことから、お尋ね頂けるのだと思う。
いい加減なことを申し上げるわけにはいかないことから、あくまで私見ということでお話をさせて頂くのだが、申し訳ないが、東京五輪は、延期に合理性がある。
これは、観光屋、Tourismの"専門家"としての鉄板の私見である。
そして、延期をする場合、2024年のパリ五輪と東京五輪の共催に、勝る合理性は見いだせない。
何故なら、今回のコロナウイルスの蔓延によって、ヨーロッパ経済の疲弊と、産業インフラの疲弊は計り知れない。
パリやフランスの懐具合までは計算してはないが、決して楽ではないだろう。
そして、4年後までに、オリンピック開催に必要なインフラ整備に拠出する資金のことを考えた時。
それは、フランスという国の国力を一層疲弊することに繋がると想えるのである。
従い、ここは、2024年のパリ五輪と、東京五輪の共催こそが合理的であり、国際社会に資するところ大であると読めるのだ。
競歩やマラソンをはじめとする一部陸上競技。
海や川をフィールドとする競技は、パリでやることに合理性が覗える。
各種室内競技は、既にインフラが整っている日本が担えばよい。
西と東の世界初の五輪の共催。
日本がこの共催に禅譲の姿勢を見せることが出来れば、"プライドの国"は応じるだろう。そして、そのことは、後の五輪の歴史上、最も意味深い出来事として、歴史に刻まれるだろう。
これはあくまで私見である。
しかし、最も合理的であり、日本のアイデンティーを高める選択と考える。
まぁ、日本の方が・・・大事にしてくれるからね、居心地は良いだろうけどね。あの人たち。
尚、本稿は「予言」ではない(笑) あくまで、合理性に基づいた客観的私見である。
日本は、これにIRを今から絡めれば、確実に、景気浮揚する ! !
両軸をまわせ ! ! IRを止めるな ! !
こういう時こそ、攻める場所へは、大胆に攻めろ ! !
大丈夫。うまく時間を調整すれば、2024年の開業に合わせることが出来る。
~了~
おかげさまで_________________。