◆なぜドミトリーが観光を変える可能性を有するのか? | 異端のTourism Doctrine

◆なぜドミトリーが観光を変える可能性を有するのか?

ドミトリー・・・一部では「ゲストハウス」とも呼ばれていることはご存知の通り。


辞書では寄宿舎とか寮といった日本語訳もついてまわる。


海外でバックパッカーや格安旅行をされたご仁であれば「ドミトリー」という言葉や「B&B」という言葉は比較的馴染みやすいものではないだろうか。(B&B・・・ベッド&ブレックファースト)


現在のところ日本国内においては「厚生労働省」が所轄官庁となっているところの「旅館業法」という法律がある。この中には4つの種別関係法令が定められているので、一応確認の意味でおさらいしておきましょう。

◆「旅館業法」

1.ホテル営業法

2.旅館営業法

3.簡易宿泊所営業法

4.下宿営業法


この場合「ドミトリー」は「3」の簡易宿所営業法に仕分けされることになる。

ここでは棲み分けのディティールについて紹介することは控えるが、簡易宿泊所に該当する「宿泊営業施設」は多い。

カプセルホテル、民宿、労働者街における簡易宿所などが挙げられるだろう。

シェアハウス型ゲストハウスはどちらかと言えば「グレーゾーン」に位置づけされることが多いようだが、一部には簡易宿所の許可を取得しシェアハウス営業しているところも存在する。

農林水産省が推進していたところの「アグリツーリズム」における「民泊」の考え方も「3」と「グレー」の両方が存在する。


さて、ではなぜ日本国内において「ドミトリー」「ゲストハウス」という文化の登場がここまで遅れてしまったのか~について触れておく必要があるだろう。

ない?いやいや、それは「ない」ではなくて「やめてほしい」ということではないだろうか?


まぁ、皆まで言わずとも「業界」の思惑がこのドミトリーの存在をスタンダード化させなかったと言えばご理解して頂けるだろう。この辺りは「旅行業界」と「ホテル・旅館業会」の思惑と利益が一致した結果と言えるだろう。



しかし、実際のところは「ドミトリー」ほど日本の「おもてなし文化」を具体的に体現できる施設はない。という処に気がついて頂きたい。

日本の風土にベストマッチしているのが「ドミトリー」であり「ゲストハウス」というスモールビジネスなのだ
下の図をご覧頂ければその意味がご理解頂けるだろう。

この図を基に解説を加えることは、はたして如何なものか。。。という疑問も生じるため後は想像して頂きたい。


先日紹介した「冊子」を作る際に挿入のために作ったイメージ図のタタキ台だが、結論として冊子の中では、別な「図」を使わせて頂いているので、あえてブログでご紹介させて頂くことに踏み切った。

また国際観光旅客市場「15億人」は2020年を見据えた将来的予測数値として理解して頂きたい。


これが大資本型ビジネス「コストオン」から、極小資本型ビジネス「マーケットイン」の基本的考え方とご理解頂ければ良いだろう。


コミュニティーを大切にする文化がある国なのに・・・こと観光への取り組みにおいては「コミュニティー」の持つパワーを活かしきれていない現実がある。

ここら辺りは実にもったいないと思うわけだ。


国際観光市場とドミトリーの相関図


後日修正加筆予定

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