◆ハラール関連の書籍紹介 | 異端のTourism Doctrine

◆ハラール関連の書籍紹介



2冊の新書を紹介したい。

先ず、一冊目は私どもが最も参考にさせて頂いてきた、中京大学教授 並河先生によるハラール食品マーケットの手引きだ。

まだ私も読ませて頂いていないが、読まずともその中身の正確さは推して知るべし。

日本が、福田政権時代にはじめてアウトバウンド、マレーシアハラールに取り組んだときの立役者であり、アウトバウンドハラールロジックの先駆者であり、専門家でいらっしゃる。

 

アウトバウンド中心に取り組みを検討していらっしゃるメーカーの皆さんにとっては「バイブル」になる一冊となろうことは想像に難くない。

下らない処に共感してしまったので、お許し願いたいのだが、「市場規模60兆円」と書かれている。

これは当研究所が申しあげている数字と同じwwwこういう処が嬉しくなる。

一部「あおり」系ではこの数倍の数字が実しやかに乱舞しているが・・・イスラーム市場全体の経済規模に鑑みるなら、ハラール食品関連の市場規模はこの程度と見ることが妥当ではないだろうか。


是非、是非手にして読んで頂きたい一冊です。




ハラールマーケットチャレンジプロジェクトメンバー4名による共著ということの様だ。

はいはい、まだ読んでいませんが、アマゾンで「チラ見」出来るのでハラールを勉強したいと考えられる方にとっては入門書としてはお勧めかも。昨年の12月に出版された本の様だが、ハラールをアウトバウンド、インバウンドの切り口で書いていることが「興味」をそそる。読んでみたい一冊ではある。

実本を読んでいないので、めったなことは言うべきではないし、著者のことも存じ上げないが、本作りに協力している背景を推し量るなら、モスク、正規認証系団体の関係者のお名前が出ていないことに一抹の疑問を感じるというのが偽らざる感想だ。ただし、ハラールとは無縁の処に身を置いていらした方々が、ハラールを勉強し、ハラールの可能性を広めようとする取組には深い感銘を受けた。

一つの考え方として押さえ、「ハラール」を学ぶ当初的役割は果たしているのではないだろうか。



なんせ、日本にはこの手の実用書は今まで無かったからね。


先ほども「師匠」と話していたことだが、いよいよ「周辺」が賑やかになり始めた様だ。

即ち、核心的な取り組みをしている人々ではなく、その周辺に在する人々。

そういう人々がハラールを語り、ハラールに取り組む。

ある意味、最も気をつけなくてはならない事態とも言えるかもしれない。

誰にとって必要な「ハラール」であるのか、何故「ハラール」が必要なのか、というところが置いてきぼりになることは避けなければならない。

同時に「ハラールとは何か」ということについてノンムスリムが付け焼刃で口にすることの尊大さは自覚しなくてはならない。

豚が駄目、アルコールが駄目、この程度でハラールを語るべきではない。

本来の尊重に根ざす以上軽々に「ハラール」「ハラーム」という言葉は使うべきではないのだ。


だから・・・「ムスリムフレンドリー」という概念をキッチリ構築することが必要だろうと考える。

結局のところ、「イン」はこれが中心となる国であるのだから。


しつこい様だが、その為には当該関係者が纏まるしかあるまい。





当ブログにおけるアクセス上位ベスト5記事のご紹介(凡てハラール関連記事)


◆国別ハラールへの取組・オーストラリア編

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◆それぞれが生きられる場所という懐の広さ

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◆役者は揃ったよね。

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◆千葉県議会議員水野文也氏のホームページに観る面妖さ

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◆ハラール認証機関との距離感

  ∟http://ameblo.jp/cosmopolitanism/entry-11748143854.html


まぁ~最近では「ハラール」関連記事しか書いてないから仕方ないよねw

にしても、有り難いことに毎日毎日沢山の皆さんに読んで頂けている。同時にはじめていらっしゃるゲストの方も増えていらっしゃるようで、心から感謝申し上げます。

別にハラールに特化するつもりは無いのですが、この分野においては、言いだしっペという立場もあり、中途半端にするのも如何なものかという思いも手伝い、事あるごとに当研究所の姿勢を書かせて頂いております。ハラールの汎用制度を巡って、何が問題であり、何が懸念され、どうあるべきなのか~ということに興味がある方にとってはご理解頂ける内容だろうと存じます。

引き続き、可愛がって頂きたく謹んでお願い申し上げます。