ナマステ、あひるさんです。

インド、ムンバイ街歩きその2です。

インド門、エレファンタ石窟群を巡って、次に足を運んだのはタージマハル・ホテル。外国の首相や大統領、著名人が泊まると言われるインドを代表する高級ホテルだとか。

1903年に開業して以来、いろいろな国のVIPが訪れたらしい。写真撮らなかったが、ヒラリー・クリントンが来た時の写真などは見かけた。



この前の道路がね、横断歩道がないんです。無理やり横断してロビーへ。


うーん、荘厳な作りである。


そうか、去年が120周年だったんだな。階段を登って行ったら、すぐにプライベート空間になってしまったので、すぐ退散。





泊まろうと思えば一般の人でも宿泊できるみたい。JTBにページがあった。でもいろんな旅行予約サイトで見ても1泊10万円とかだな…。

https://www.jtb.co.jp/ovs_htl/detail/search_detail/4893/


インド門やタージマハル・ホテルはムンバイの繁華街の近くにあります。そこから1キロくらいですかね、次の目的地が見えてきました。インドムンバイの鉄道駅、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスです。

東京駅のような、これまた荘厳な作りです。完成は1887年、世界遺産になっています。



とっても立派ですねぇ。

東京駅などと同じで、駅としてバリバリ現役です。中に入って行く人は観光客もいますが、普通に移動される人とでごった返していました。

不思議なのは、券を買うところはあるのだけれど、改札が見当たらないことです。


ホームは券を買うところのすぐ隣。1番線、2番線とあって、始発の列車が並んでいました。

この光景を見て、同行者くんと2人で目を合わせて出た言葉は、、、「阪急梅田じゃねーか」。そう、阪急梅田激似なのであります。ちょっと忙しい阪急梅田。


こんだけ人いるのですけれど、この人たちはこれから乗るの?見てるだけ?分からない。


列車こんな感じ。汚い。そしてドアがない。ドア閉めないで走るんだそうです。何でかって、それくらいパンパンに人が乗るから?

インドの列車見たことあります?日本で一番混んでいる列車よりもさらにぎゅうぎゅう詰め。列車の上にも人が乗ったりもするとのこと(さすがに上に乗るのはインドでもダメとなってはいるらしい)。


この日は土曜日でした。本当は電車や地下鉄に乗りたかったのですが、さすがに今回は見ただけで終わりました。例に漏れず、車の渋滞もひどく、ムンバイ市内は鉄道や道路の新設工事ラッシュになっています。数年後には地下鉄などでスイスイ観光できるようになっているかもしれません。


こちらが券売機。覗き込みはしなかったので、どういう雰囲気なのかは不明。


めっちゃシャレていますよね。でもここで買った券をいつどんなふうに改札するんだろう。それは次回訪問の際に確認することにしよう。


上でも書きましたが、鉄道や地下鉄が発達していないと観光には不便です。バンコクやシンガポールなどは地下鉄があったので、自分の意思でスイスイ観光できていました。

歩いて観光すればいいじゃないかと思われるかもしれません。しかしそれは限界がありますし、インドの道路横断するのはほんと恐ろしいのです。容赦なく向かってくる車にかわすように歩かないと、あっという間にはねられる。向こうが止まってくれるなんてことはない。

そんなですから、この日はタクシーを1日チャーターして動いていました。

しかし、それは歩きたい&交通機関は体験したい派の僕からすると、今ひとつ物足りない。気の向くままに路地に入ったりとかできないじゃないですか。

というわけで、ムンバイの鉄道や地下鉄が早く整ってほしいと願うものです。あとはこの容赦ない交通ルールをなんとかしてもらいたいな。車運転できないのはいいとして、こちらが青だろうが容赦なく突っ込んでくるこの交通ルールが大人しくなってもらいたい。前者はいいけれど、後者はいつになるんだろうな。