こんにちは、あひるさんです。

 

春の陽気に誘われて、もう1か所お花見に行こうかと。前日の岡崎公園で夜桜を見ましたので、今日は昼の桜を見に出かけました。

 

場所はこれまた東海圏の桜の名所の1つ、木曽川堤であります。正確には大野極楽寺公園と138タワーパークです。

 

一宮市の北のはずれ、岐阜県との県境です。目の前をゆったり木曽川が流れる前に公園がありましてね。その周りになります。

 

木曽川堤の桜は尾張の桜の中では真っ先に咲き、散っていきます。来週までは持たない、そこでこの場所を選びました。実際、満開から散り始めという感じでした。

 

最初に向かうのは大野極楽寺公園です。ここはバーベキューもできる公園になっています。野球のグラウンドが2つあって、少年野球や草野球の試合をやっていることが多い。この日はやっていなかった。バーベキュー、写真撮らなかったですけれど、こっちは人でぎっしりでした。うちも子供たちが小学校低学年までは友達家族とよくやったもんです。

野球のグラウンドをぐるっと桜の木が囲んでいます。まるでスタンドみたいだ。

その脇を歩いていくと、「桜の里」という地元の人は誰もが知っている場所があります。ここがいいんだよな。

桜の里の入口。これを進むと・・・。

こーんな広場が広がっています!

土手の道路に小さく看板が出ているんですけれど、ここに足を運ぶ人、実は少ない。極楽寺公園の隣なんですが、バーベキューやっている人ですら立ち寄らない穴場です。

 

極楽寺公園にはトイレもレンタサイクルも自販機もありますから、桜の里でゴザをしいて半日くらいウダウダすることも可能だろう。

 

極楽寺公園の桜を堪能したところで、次に138タワーパークへ向かいます。これもですね、地元の人ならではの道があるんですな。極楽寺公園に入る交差点で、土手を行く道が現れる。そこを行くんです。

土手の桜は特に咲くのが早いので、4分の1くらいは緑に変わっていました。

それでも、桜と138タワーの2ショットを無事ゲット。

 

土手の道を目いっぱい行くと、138タワーパークにたどり着きます。一宮市で一番大きな公園。子供が小さい時から、下手したら結婚前から、ずーっとお世話になりっぱなしです。

展望台がありますが、今日は登りません。当然ながら、真下からでは全景をおさえることは不可能。100m以上あるからな。

 

公園内はこんな感じです。子供が喜ぶ遊具エリアやじゃぶじゃぶ池、展望台などがあります。

真っ先にお目見えするのは遊具エリアその1。子供が小学校上がる前は毎週のように来ていました。

もう10年も前の話になるわけですが、当時の遊具はまだ健在、とはいえちょっとお疲れ気味に見える。10年前はまだピカピカしていました。相変わらず小さい子供さんたちがたくさん遊んでいました。いいですよね、こんな時代もあったなぁ的な。

土手の向こう側は木曽川。そして写真真ん中あたりに見えるのは岐阜城=斎藤道三がいた稲葉山城、金華山であります。観覧車は東海北陸道の川島PA。ここから岐阜のスキー場までは1時間ちょっとで行けます。関東じゃ考えられないくらい雪山も近いんですよ。

画面右側の方に行くと、各務原(かかみがはら)です。『風立ちぬ』の舞台、ゼロ戦誕生の地です。自衛隊の岐阜基地もあって、去年もブルーインパルス来てました。

先ほどの大野極楽寺公園まで、土手の道でつながっています。レンタサイクル借りると気持ちよく走れます。

こちらはソメイヨシノだけでなくしだれ桜もところどころありました。きれいに並木になっています。赤ちゃん連れがたくさんいました。お相撲さんと桜には赤ちゃん近づけようとするのが人情です。

 

138タワーパークは花畑もあって、これがまたちゃんと手が入っています。四季折々の花が楽しめます。

僕は植物詳しくないので説明はしませんが、いい雰囲気です。

花畑の奥にじゃぶじゃぶ池。こちらも子供たちがだいぶお世話になりました。光陰矢の如しと言いますか。たった10年ちょっと前なのに、あの日々は遠い昔のことのように思えます。

138タワーパークの夕暮れです。来週末にはもう木曽川堤は葉桜になってしまうでしょう。

 

僕には、散っていく桜こそが桜です。来週、名古屋市内か岩倉五条川あたりで見られるといいな・・・。