東京都墨田区は木造建築物の防火性能を高める改修工事の一部費用への助成を2012年12月から始める。同区によると、東京23区では防火性能を高めるため
の建て替えへの助成制度はあるが、改修工事を対象にしたものは初めてという。建築物の防火性を高めることで、木造住宅密集地域の防災力を強化する。
建築物の外壁や屋根を耐火性の高い建材に取り換えたり、窓ガラスを割れにくいものに変えたりする工事の費用に、最大で100万円を補助する。2階建ての一般的な木造住宅の場合、防火改修には200万円程度の費用が掛かるという。
同区の北部では不燃化対策をしている建物面積の割合が55%と区内全域の66%より低い。現在も防火性を高めるための建て替えへの助成制度はあるが、実際に工事をする人は少なかった。
墨田区の12年度予算案は一般会計が前年度当初比3.3%減の1062億円。税収は微増だが、区債発行額を減らす。