セコムはグループで販売する分譲マンションの入居者に対し、セコム傘下の高齢者用住宅や有料老人ホームへの優先的な入居を予約できる新サービスを導入す
る。国内全体が高齢社会に入るなか、住宅の購入段階から老後の備えを考える人が増えると判断。マンション購入時などの付加価値として売り込む。
新サービスは「セコムあんしんライフ制度」。東京都世田谷区・杉並区周辺のグループ分譲マンションの入居者が主対象となる。
新サービスは「セコムあんしんライフ制度」。東京都世田谷区・杉並区周辺のグループ分譲マンションの入居者が主対象となる。
まず10日から、セコムホームライフ(東京・渋谷)が世田谷で分譲中の「グローリオ蘆花公園」の新規購入者や購入・入居済みの人に権利を付 与。入居者は自分が老人ホームへの入居を考える時期になると、セコムグループが東京都町田市で運営する介護機能付き高齢者住宅や都内8カ所にある介護付き 有料老人ホームの優先入居を予約できるようになる。
さらに世田谷・杉並エリアで分譲済み11件のマンションの居住者に同様の制度を順次適用するほか、同エリアで今後開発する新築物件で適宜導入する方針。マンション購入者が年齢や健康状態、人生設計に応じ適した住まいを考えやすくする。
セコムグループは警備に加え、高齢者関連施設の運営などの領域を拡大中だ。「安全・安心」に関する企業の付加価値を高めつつ収益を伸ばす方針で、今回もその一環だ。