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宅大手が次世代省エネ住宅「スマートハウス」で、商品やサービスを拡充する。積水ハウスは災害時対応の家庭内エネルギー管理システム(HEMS)を導入し
た住宅を12月から販売。大和ハウス工業は住宅の購入者から二酸化炭素(CO2)削減量を買い取る新事業に乗り出す。スマートハウスの商戦が本格化するな
か、付加価値を高めて独自性を打ち出す。
積水ハウスのHEMSは住宅に取り付けた太陽電池、蓄電池、燃料電池の3電池の電力情報を外部サーバーと自宅サーバーの両方で管理する。通 常時は外部サーバーを活用し、外出先からパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)で使用状況をリアルタイムで閲覧できる。災害時は、自宅サーバー経由 で蓄電池の残量などをスムーズに確認できる。
12月から引き渡す次世代型住宅「グリーンファースト・ハイブリッド」に標準搭載する。2012年には同商品の分譲住宅数十棟から構成する「スマートタウン」の開発にも着手する計画だ。
大和ハウスは経済産業省の「国内クレジット制度」に基づき、家庭から小口のCO2排出枠を買い取る。このほど経産省から排出量取引に参加するための事業承認を取得した。12年1月から開始する。
太陽電池と蓄電池を組み合わせた省エネ性能の高い次世代型住宅「スマ・エコ オリジナル」を購入した顧客が対象で、まず約350世帯に参加を呼び掛ける。