オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京・中央)は10日、東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の10月末のオフィスビル平均空室率が8.78%と、前月比0.14ポイント上昇したと発表した。上昇は7カ月ぶり。
 
 

 ヨーロッパの財政不安や円高を背景にテナントが移転を見合わせたり、これまで入居していたビルの契約を解約したりしている。地区別では港区や渋谷区の空室率が上昇した。

 

 都心5区の3.3平方メートル当たり平均募集賃料(共益費含まず)は前月比45円(0.3%)安い1万7011円と38カ月連続で下落した。

 

 東京以外では大阪の空室率が11.78%と前月比0.54ポイント上昇した。名古屋は0.04ポイント低い11.80%、仙台は0.19ポイント低い15.68%だった。